花のアート写真工房

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Ⅱ:旅エッセイ(海外編)

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スペインフォトエッセイ~その3「ちょっと足を伸ばして聖地モンセラットへ」

2011年02月17日 11時23分08秒 | 旅エッセイ⑤~スペイン
                 

 カタルーニャの聖地モンセラットへは、カタルーニャ鉄道で行く方法を選んだ。やはり旅はきままにするのがよい。とは言っても、どのようにして行けばガイドブックとにらめっこ。

 カタルーニャ鉄道で、昼食と美術館の入場券がセットになったものを購入した。駅で売り場を捜し求めて、3回目でやっと買えた。駅員さんが親切に乗車時刻を記入してくれたが、私は、いざ駅に着くとあわててとまっている電車に乗り込んだ。どうも様子が違う。たまたま乗り合わせた日本人に私の行き先を知らせ、何とか目的地に行くことができた。
 
 困っているときには、やはり日本人がたよりになる。外国では同じ民族だと言うことで仲間意識が働くのかもしれない。それと、現地の警察官も親切である。

 モンセラットとは、のこぎり山という意味だそうだ。その山上に、修道院、教会、美術館とレストランが建っている。それを展望台から見渡すと、橙色した瓦屋根と黄土色の外壁が周囲の緑、岩肌と調和して、3Dの絵ハガキを見ているかのようである。

 セルフサービスレストランで昼食をとった。チケットを見せたら、相手が早口で答えてくるから、英語かスペイン語なのか全く理解できず、再度聞き直しても同様であった。私は、トレイにチキン、ジャガイモとサラダの皿をのせ、ドリンクの方へ向かった。そのやり取りの様子から、食べ物の数に限定があるようだ。ドリンクコーナーで、ビールを注文した。追加料金を支払うつもりであったが、ビールもドリンクの1種類でチケットに含まれていた。私は、店員さんににこやかにあいさつを交わした。料理は、ボリュームがあり、美味しかった。

 帰り道、ケーブルカーに乗って下るつもりであったが、乗客の後を付いったら、延々と歩きつづけて、洞窟の教会にたどり着いた。カメラバックを担いでの道のりはきつかった。まぁ、これもハプニング・・・。
 

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