花のアート写真工房

Ⅰ:透明水彩画集
Ⅱ:旅エッセイ(海外編)

【アートに対する情熱は、青春そのものです!】

シカゴフォトエッセイ~その6:風の街シカゴを体感

2015年08月03日 17時02分38秒 | 旅エッセイ⑮~シカゴ
                                 

      

         

            
       

               

 さて今日はどこに行こうかと迷った。と言うのは長距離旅客鉄道のアムトラックに乗って、ルート66沿いの車とアートの街ポンティアックに行きたかった。しかし、そこに行く便は、一日2便で家から日帰りで行くのが困難であると判明したからだ。

 そこで3日連続でダウンタウンへ足を運んだ。シカゴ現代美術館(MCA)に入った。美人の受付嬢から案内図を頂いたが、どこに何があるのか写真での解説がなく、見過ごした作品が多いようだ。私の予習が足りなかったことのよる。

 MCAストアによってから外に出たら、ミシガン湖から吹き寄せる冷たい風が吹いていた。寒くて早く建物の中に入りたかった。今までの穏やかな日々が嘘のようである。特にビルの谷間のストリートは、風道である。シカゴがWINDY CITY(風の街)言われる所以である。

 今日のランチは、SUBWAYでホットドッグを食べた。タイのチェンマイでSUBWAYに一度入ったことがあって2度目の経験である。パンの種類は、指差しでハーフサイズと言う。トッピングはすべて「イエス・イエス・イエス・イエス」でOK。

 シカゴ美術館を再度訪れた。シャガールの「アメリカの窓」を見忘れたからだ。その作品は、メイン会場から離れたところに置いてあり、係員に尋ねながらたどり着いた。せっかく23ドル払ったのだからと、また印象派の絵画を中心に鑑賞した。最初観た時には気が付かなかったことが新たに解ると得した気分になる。小説でも映画でも同じようであると思う。

 アメリカは、ヨーロッパに比べると歴史が浅く、私はアメリカの観光に躊躇していたが、ダウンタウンを中心に街歩きすると、新しい出会いや発見に遭遇し、おもしろかった。しかし、残念なことは、私はもう少し英語が話せると思っていたが、まったく相手の会話についていけなかった。それだけアメリカ社会は、東洋人も浸透していて、私を外国人としてみなしていないことによる。

 最後の思い出に、アメリカンスタイルのステーキを食べた。これで、思い残すことはない。

 今回の旅行は、6年間住んている娘夫婦と孫に会うこと、もう一方の娘孫の機内の世話という大義名分のもとに、計画を立てた。しかし、実際には、私の街歩きを楽しんだ。

 日本に戻って、私のショルダーバッグを開けたら、パソコンのマウスと孫のアンパンマンのTシャツが入っていた。

       

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