菅野廉(カンノレン)という洋画家をネットで知り、大衡村を訪ねました。
大衡村は宮城県の北部にあります。
4月下旬にしては日ざしがまぶしく、車中は真夏のようでした。
この方は、蔵王の山々がお気に入りだったようです。
同じ場所で、幾度も蔵王を描いています。
「お釜」と呼ばれる湖の色彩も季節によって微妙に変化しています。
風景を見ていない人の目に、画家の描いた「お釜」はどのようにうつるのでしょうか。
何度見ても飽きない風景を心に思いうかべるとき、会いたい会いたいという思いがつのるのでしょう。
この美術館の解説に「菅野氏の恋人は蔵王だった」と、表現されていました。
わたしもこの連休中に
『ときめきの風景』に会いに行こうと思います。