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空の青さは~黒田記念館

2005-04-12 21:44:32 | インポート
あれは夢だったのだろうか・・と思うことがあります。
いつも、いつまでも気になっていることがあります。

確か小学生のころだったと思います。
大空の向こうに夕焼けが燃えていました。
沈みゆく太陽の光が、すじ状の雲の流れとともに・・大空のかなたに輝いていました。

よく見ると、雲の流れの中を動いている車がみえます。
地上は車などどこにも見あたらない一面の草の原。
でも、確かにどこかの風景をうつしだしていました。

大空を、確かに車が動いてみえました。

子ども心にその不思議な光景をいつまでも見つめていました。

記憶は様々にすり替えられるそうですが、あの光景は確かにまぶたに残っています。

オーロラとも違う、どこかの町の様子が大空に映し出されていたのです。

なぜそんな現象が起こったのでしょうか。

不思議で不思議で仕方がありません。
今まで幾度となくその光景を思い出してきました。


黒田記念館で6枚の空の絵を見ました。
気になる絵は他にもたくさんあったのですが、空に心ひかれました。
するとまた、子どもの時に見たあの空が思い出されました。

本当のめあては、「智・感・情」
3枚の女性裸像にありました。

専門書を読んだわけではないので、この3枚の絵にどういう解釈があるのか知りたい気もします。
大きく腕をひろげている「感」は菩薩観音のようでもあります。

見れば見るほど不思議な絵です。