最近、音楽好きの友人と話していて、友人からこんな話を切り出された。
「”7”の壁って知ってる?」
「7?」
「バンドやソロって、7年経っても活躍している人は、ずっと残っている。その壁を越えられないと消えていく人が圧倒的に多い。消えていく人の方が多いし。”5”じゃないのよ。”7’なのよ。」
友人が言うには、5年ではまだ消えていく可能性があるという。それほど音楽業界って流行の入れ替わりが激しいのだと力説していた。
「ファン離れしてしまうって結構いるよ。新しい人たちがどんどん現れるし。私は7年以上活躍してる人しか、もうわかんない。だから今も残っている人たちの歌を聴くとなんだかホッとする。」
そう思うと、スピッツ・ミヤジ・桑田さん・ミスチル・小田和正さんなんかはすごいと思う。ファン離れもしてないし、何十年も人気が安定している。
「髭男やbacknumberなんかは、”7”の壁を越えそうだね。」と友人は言った。
ふと思った。風くんは”7”の壁を越えられるだろうか?風くんの場合は、また中間点にいるから想像がつかない。
すると友人は「これからだよね~。藤井風は。でも若い子だけじゃなくシニアにも人気があるから大丈夫じゃない?宇多田ヒカルのようなパターンになる感じ。」
ちなみに友人は、”7”の壁を越えた人は、星野源だと言っている。確かにそう思った。風くんにも”7”の壁を越えてほしい。