コバルトブルーのような風に包まれて

俳優の赤楚衛二くん、ミュージシャンの藤井風くん、好きなドラマについて、日常生活などを中心に書いてます。

芸は人なり

2022年09月03日 | 西島秀俊さん関連

2日放送「A-Studio+」に西島秀俊さんがゲスト出演しました。

30分じゃ全然、尺が足りない!今や世界の西島だもの!笑 聞きたい話がたっくさんあるのに。でも色々な話をしてくれました。編集グッジョブ!笑

西島さんが登場する時、入り口間違えたところが可愛いかった。洸平くんは間違えなかったけど。笑

司会の鶴瓶さんと藤ヶ谷くんの進行で、米アカデミー賞の話、北野武さんとの出会い、趣味の映画鑑賞について、斎藤さんから聞いた西島さんについてのエピソード、俳優になるまでの軌跡、2児のパパぶり、仕事に向き合う姿勢など盛りだくさんの話題が飛び交った。

そして。。。奥様の登場。(ガチ奥様かと思ったら、石田ゆり子さんだった。笑)本当に奥様が登場するかと思って、ニシジは動揺してソワソワ。「ホントですかっ!?」「ホントですかっ!?」の連呼。すごいドッキリだった。笑

しかし、さすが北野武。北野さんの眼力が、俳優・西島秀俊の才能を一早く見抜いてたんだなぁ。そしてニシジは仕事の無い時期が長かったからこそ、様々な役を演じてきて、これからも新しいことにも挑戦していきたいと話してた。

鶴瓶さんが締めの挨拶で、ニシジのことを「俳優になるべくしてなった俳優」だと言ってた。そして、ゆり子さんが「ヒデ坊はホントに良い人なんです。あんなに裏も表も無い人はいないんですよ。スタッフが大好きなんですよ、俳優という生きものがいかに現場で支えられているかということを身体でちゃんとわかって非常に偉いんです。あんな良い人いないです。」と話してくれた。やはりそういう方なのね~。

共演者が絶賛するニシジの人間性に、笑福亭鶴瓶さんは「芸は人なり」と言う言葉で締めくくった。

「芸は人なり。」とは落語家曰わく「生まれてから今日までの人生の全てが芸に出る、心の卑しい人は芸に卑しさが出る。気品、風格、艶、粋、全てがその人が体験した人生そのものの反映である。だから怖い、いくら落語の勉強しても、薄っぺらな人生を歩いた人の落語は面白くない。結局は芸は人間の大きさや優しさ、その人の人間性・人格そのものである」という意味。うん。私も本当にその通りだと思った。

何故、私は俳優・西島秀俊に惹かれるのかわかった気がする。ニシジの人間性が演技に滲み出ているからなんだと思う。彼がスタッフや俳優から熱く信頼されているのも納得です。

誠実で、謙虚で、柔軟で、ストイックで、気さくで、飾らない、優しい、頭がものすごくいい。(私生活でバカな行動はしない。)本当に裏表がない人なんだと思う。そして50代でもチャーミングな一面もある。(ティラミス好きとか)そこがもうたまらなく好きだ。

「芸は人なり。」私が好きな藤井風くん、スピッツ、松下洸平くんにも当てはまる。風くんの人間性と愛が音楽から滲み出ている。スピッツもどんな時代になろうが、スピッツらしい音楽を届けている。松下洸平くんはブレイクして、いよいよこれから大事な時期に入った。洸平くんはニシジが30代でできなかったことが演じられる年齢だ。きっと期待に応える仕事をしてくれると信じてる。きっと私は愛する人たちの人間性に惹かれているのだ。

ところで、例のお騒がせ俳優さんの話ですがショックでした。そんなことをしていた人だったと思うとホント残念。調子に乗っていたのか、それとも多忙すぎて自分を見失ってしまったのか。日本で一番頭のいい大学をご卒業されていても、私生活でとんでもないおバカをやってしまったのだ。そんな数年前のおバカな行いが今になって大きな問題になってしまって、あちこちがとんでもない迷惑を被っている。

企業のCMをたくさん担う人で、実力派俳優だったし、子供たちが見ている人気番組も持っていた、子供服を取り扱う実業家でもあった。順風満帆の人生だったのに。これから地獄のドミノ倒しが始まる。「アトム」に出演する予定だったという噂が流れてますが、ホントのところはわからない。もし噂が本当ならTBSはどう決断するのか。キャストも混乱に巻き込まれる。

あ~同じ俳優仲間として、ニシジの人間性を見習ってほしかった。見習える機会はたくさんあったのに。

ニシジ主演の映画「グッバイ・クルエル・ワールド」ちょっと、グロそうだなぁ。うぅ苦手な分野。R15指定だし。多分見れないかも~。でも「ユニコーンに乗って」は見ますよ!いよいよ来週最終回!もう最終回だなんて寂しい~。最後まで見届けます。