ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

日清「一風堂」に、長浜ラーメンを即席で再現する限界を感じる…

2020-05-15 20:00:00 | うまいもん
最近のマイブームの、「旅行に行けないので、せめてご当地の有名ラーメン店のを模した即席ラーメンを食べる」件。

今回はこちら。


今や全国チェーンとなった、「博多一風堂」。
言わずと知れた、豚骨スープの長浜ラーメンだ。

早速、開封する。

なんと、焼豚・かやく・粉末スープ・液体スープ・香味油と別添袋が5つ。
そりゃ、店頭で280円もするはずだ。

指定された通りに焼豚とかやくと湯を入れ、3分待って粉末スープ・液体スープ・香味油を入れて混ぜる寸前がこちら。


それぞれの色が、わかっていただけるだろう。
箸を上げてみる。

…うまく上がらない(笑)。
規定では3分のところ、私は固めが好きなので早く上げようとしたらまだ固まっていて箸で持ち上がらないのだ。

ご多分にもれず私も長浜ラーメンは固めが好きで、最低でもバリカタにしてもらう。
そのタイミング、すなわち1分半や2分では箸では持ち上がらず、ようやく持ち上がる3分ではノーマル、もしくはやや柔らかめぐらいにまで麺が戻ってしまっているのだ。

私はここに、即席の超えられない壁を感じてしまった。
普通の麺なら、湯にくぐらすのが例え数秒だったとしても丼に入れた状態から箸で持ち上げる事は出来る。
それが、このカップに押し込められた即席では不可能なのだ。
スープはとことんまで研鑽されており、ものすごくウマいだけに残念だ。

スープだけで言えば、日本の即席麺は40年以上前から既にかなりの域に達した豚骨を実現している。
定番である「うまかっちゃん」をはじめ、今は絶版になったが「よかとん」や「とっぱちからくさやんつきラーメン」など、相当ウマい即席豚骨ラーメンが昔から売られていたが、麺だけは昔ながらの四角く揚げられたそれであり、本家の長浜には遠く及ばない。
しかし今回の日清食品は、敢えて聖域であるその細打ちの麺にまで踏み込んだ、というだけで充分称賛に値する、と取るべきだろう…


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