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ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

もはや、見る影なし。阪急三番街の「神座」。

2019-07-02 20:00:00 | うまいもん
私が初めて道頓堀の「神座(かむくら)」に連れてってもらった時は、強烈な違和感を覚えながらもその味に驚いたものだった。
もはやラーメンの常識を覆す、洋風とも思えるスープ。
麺を覆い尽くさんばかりの、山盛りの白菜。

以来何度か訪れたものだが、あるキッカケで急激に神座から足が遠のいた。
奈良県内のR24沿い、そして久御山町のAEONフードコート内と立て続けにクソまずい支店のを食べてしまったからだ。
あの道頓堀で食べた、白菜の甘みがよく出た奥行きのあるスープの印象は遠のき、妙にぬるかったり麺が茹ですぎだったりと、支店はロクな事がなかった。

考えてみれば、こちらのブログに引っ越して以来一度も記事にしていないので、もう4年は神座を食べていない事になる。
久しぶりに、行ってみるか。
向かったのはこちら。


梅田・阪急三番街に数年前出来た支店である。
メニュウを見やる。


その昔は「おいしいラーメン」が500円で、おにぎり2個と合わせても700円でいけたが、今はラーメン単品で680円もする。
まぁ、それだけ長い間来ていないという事か。

食券を買って、店内へ。
神座はどの店も圧倒的にカウンター中心だが、ここはほんの数席だけ向かい合わせの2人掛けテーブルもある。

おいしいラーメン680円が、着丼。


このビジュアルは、昔と変わらない。
箸を上げてみる。


この黄色い麺も、昔と変わらない。

しかしスープをひと口飲んで、愕然とした。
薄い。
最近、いくつかの新しいラーメン店を訪れては「塩辛い」と思う事が増え、私が二度のアブレーションを経て塩味に敏感になってしまったのか、あるいは単にトシ食っただけかと思っていたのだが、そんな私にさえもこのスープは薄い。
コレは、もはや今の神座のスタンダードなのか?
はたまた、ここの厨房の腕が悪いだけか?
何かの具をトッピングしてちょうど良い塩梅になるように、敢えてノーマルは薄くしてあるのか?
いや、高級中華料理店のように薄さの中に深いコクがあればそれはそれでよいのだが、そのコクすらもさほど感じない。

仕方がないので、フリートッピングのニラをドバドバ入れてゴマかす。


さらに辛子味噌を加え、どうにか食えるレベルに持ってきた次第だ。

コレで神座の支店には、3度裏切られた事になる。
支店ごとの味のバラつきと言えば「天下一品」がよく知られているが、それでもここ数年は本部の努力の甲斐あってか、極端にマズい店はほぼ駆逐されたように思う。
それを思うと、神座は行けば行くほど裏切られたような思いにさせられてしまい、ますます残念である…

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