ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

梅田最強レベルのコスパ?第1ビル「北野」の昼定食。

2018-10-29 20:00:00 | うまいもん
久しぶりの
「その店の前を何百回と通っていながら、一度も行った事がない店」
を潰して行くコーナーである。
 
今回のターゲットは、大阪駅前第1ビルB1の「居酒屋 北野」。

いかにも昔からある店構えだ。

実は、この隣に「満願亭」というスゴい行列の店があり、正直この店が目立っていないのだ。

しかし、このラインナップはスゴい。

ランチが、軒並み500円なのだ。

店内は、たった独りのお姉さんが20人ほどの客席を髪の毛を振り乱して汗だくになってまかなっている。 
なるほど、梅田の真ん中でもこうやって人件費を削ればやっていけるのだ。

魚系もいいのだが、ここはジャンクにいこう。
「ハンバーグプレート」500円。

充分ではないか。これなら社員食堂より安いかもしれない。

せっかくなので、おかずをアップで。

まず、味噌汁から。
普通の味噌汁ではなく、赤だしではないか。
こういう場面で赤だしが出ると、途端にワンランクアップしたような気になる。
しかも、業務用などではなくちゃんとここで作られている赤だしであろう。

ハンバーグからいただく。
いかにも業務用らしく、ミンチを型に入れてスライスしたものでありエッジが立っている。
当然ながら、歯ごたえは全くない。
しかしこの業務用の歯ごたえのないハンバーグに、何とも言えぬノスタルジーを覚えるのである。

そう、我々アラフィフは子どもの頃から「イシイのハンバーグ」を食べて育ってきた。
まさしく、アレに通じる風味なのである。
店のラーメンと即席ラーメンが違うように、何も500円で手作りハンバーグが食べられるなんて思っていない。
イシイのハンバーグが、我々には合うのだ。

真ん中は、コロッケではなくカツだ。
断面を確認して食べてみたのだが、何の肉かさっぱりわからない。 
トンカツならトンカツでそれらしい歯ごたえがあるはずなのだが、それも確認出来ない。
おそらく、肉のようなものを小判型に整形して衣をつけて揚げただけの、なんちゃってカツであろう。
500円だ。それでいいのだ。
しかも全体がドミグラスソースにドボッと浸かっていて、この時点で何のカツなのか判別不可能になっている。
何のカツかわからなくても、ドミグラスソースに浸かった衣というのはそれはそれでウマいものなのだ。

あとは、単独の海老フライ。
こちらはドミグラスソースに浸かっていないが、だからと言ってコレだけのためにタルタルソースやマヨネーズがかかっていたりもしない。
ここは海老フライも、ドミグラスソースと心中してもらう(笑)。

なんとこのお値段でごはんのおかわりも出来るそうなのだが、デフォルトの盛りがよかったので私はおかわりしなかった。
このコスパ、梅田最強かもしれぬ。リピートせねば…


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