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ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

有馬記念を観て、改めて牡馬の弱さを憂う。

2020-12-27 17:22:55 | 競馬

(写真は、日刊スポーツのサイトより)

第65回有馬記念は、4歳牝馬クロノジェネシスが勝利。宝塚記念に続き春秋グランプリ制覇となった。これで昨年のリスグラシューに続き、牝馬が春秋グランプリを制した事になる。
2着にはなんと11番人気の牝馬サラキア、私の本命フィエールマンは最後に交わされたがそれでも3着、天皇賞・春を連覇した面目は保った。
秋のG1単複コロガシ馬券はフィエールマンの複勝が入って2,400円の払戻し。手元の2,000円と合わせて計4,400円となった。
5,000円でスタートして4,400円残ったなら、ほぼトントンなので上等だろう(笑)。

しかし2020年は、例年以上に牝馬の活躍が目立った。
その昔ヒシアマゾンやエアグルーヴが牡馬を倒した時は「男勝り」「女傑」ともてはやしたものだが、この10年あまりですっかり力関係が逆転してしまった。
今年のG1戦線を振り返ると、
アーモンドアイ…天皇賞・秋、ジャパンカップ
グランアレグリア…安田記念、スプリンターズS、マイルCS
ラッキーライラック…大阪杯
クロノジェネシス…宝塚記念、有馬記念

と、これだけのG1で牝馬が勝利している。
もはや牡馬の牙城は、牝馬には距離が長すぎる天皇賞・春ぐらいになってしまった感があり情けない限りである。
それだけに今年の3歳牡馬コントレイル、サリオスらには古馬になってもますます頑張ってもらいたい。
彼らが頑張らないと、そのうち
「付けたい種牡馬がいない」
などという事態が起きてしまわないとも限らず、競馬の発展の妨げになってしまいかねないと密かに心配してしまうのである…