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ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

天満橋「マイ・サニー」の、ミックススパゲティ。

2020-07-31 20:00:00 | うまいもん
私の知り合いが、Facebookにこんな写真を載せていた。

いやいやいやいや、コレはいくら何でも無理(笑)。
しかしトマトソースとカレーの合いがけに、真ん中に生卵というビジュアルに魅入られてしまい、コレの並盛りでいいので食べてみたくなってしまった。

調べると、この店は天満橋の喫茶店「マイ・サニー」らしい。
やって来ました、「マイ・サニー」。

京阪の天満橋駅から大川を渡ってすぐを左へ入ったところである。
しかし、「マイ・サニー」って文法的に合ってる?
sunnyって、形容詞やろ?
人名か?
はたまた、かつてトヨタ・カローラと人気を二分した日産のサニーか(笑)?

さて、問題のスパゲティはこちら。


なるほど、「ミックス」というのか。
入店し腰掛けると、壁一面に漫画本。


このあたりが、いかにも街の純喫茶だ。

しばらくして、ミックススパゲティ750円が着丼。


うむ、並盛りなのでこんなものだろう。
先ほど上げた大盛りより、白い麺の見える面積がかなり少ないのがわかっていただけるだろうか。

大きさのイメージを持ってもらうために、粉チーズとタバスコを並べる。

では、いよいよいただく事にする。
フォークを上げてみる。

ううむ…
甘い。あまりカレーらしくない。
カレースパというと、私には社会に出て以来30年慣れ親しんだ「インデアンカレー」のスパがイメージとしてあるので、香辛料のパンチに乏しい。
インデアンは、はじめのひと口はフルーティに甘く感じてもじわじわと辛くなり、酢キャベツが欲しくなる魔法にかけられたようなよく出来た味なのだ。

よきところで、トマトソースにスイッチ。
こちらは、味そのものが薄い。
麺をからめずにソース単体をすくって食べるとちょうどよいくらいだが、コレで麺をからめると圧倒的に薄くなる。
妻に教わったのだが、トマトソースは甘く作らねばおいしくない。市販のパスタソースのトマト系で、物足りなく思う味のものは砂糖を加えて温めるとおいしくなる。
このトマトソースは、砂糖はおろか塩も足りない(笑)。
真ん中の生卵が、潰す気もないのに勝手に潰れてきて麺と絡まるものだから、余計に薄まる。
いっそここに、ウスターソースでもかけたい気になる。

さらに言えば、麺の下に敷かれた生のタマネギの意味もわからない。
麺やソースと炒めてあるならわかるのだが、薄切りの生タマネギが鉄板のフチに数枚敷き詰められている。
生なのでピリッとした辛味の演出か、はたまた麺が鉄板で焦げるのを防ぐためか…?

ネットのクチコミでは定食ものもボリューミーでウマいそうなので、この店も正当な評価は他のメニュウをいただいてから、という事になりそうである…