
おはようございます。
二日目の朝です。
5時3分です。(いちいち時間を覚えてるわけじゃなくて写真のファイル名が時間になってるからわかるんです)

それほど寒くない、いい朝ですね~
珈琲を飲みながら朝日を待ちましょうか。
空の様子からこちらから昇りそうですよん。

しばらく待ってると、5時22分、
お天道様のお出ましです。
超絶山の中で日の出を見ると、神聖な気持ちになりますね~
光にしっかり温度があるのも感じられます。
全ての生物の源がこれなんだなぁ~と思ってみたり。
今日も一日怪我なく過ごせるように、太陽にお願いしときます。よろちくびー

朝ラー。
天下無敵のサッポロ一番みそラーメン。
うみゃー

さぁ、今日は走り回りましょうか。
ささっと出かける準備をします。
テントを置き去りですが、こんな感じでサンダルを置いておけば、
このテントを開ける勇気のあるやつなどいないと思ってます。
いるとすれば、食べ物のニオイに引き寄せられた熊やキツネ・狸くらいでしょうか。
食べ物はしっかり密封してニオイがもれないようにしておきます。
さ、出発。わくわく。

まだ6時半ごろ。
早朝の林道は気持ちがいいですね~

目に入るもの全てが新しい感じ。

林道を下って悪名高い国道425号線。
日本三大酷道のひとつと呼ばれてます。
今は龍神側にいるので、十津川側へ抜けるのに、時間もたっぷりあるしこいつを走ってやろうかと思ってます。
この道のこの区間は最強じゃないでしょうかね。

しばらく走ったところで、ガチョーン(今日はガビーンじゃなくてガチョーンで行こう・笑)
崩土で通行止め。うわ~もどらなあかん。。。
今回の目的地に行くために壮大な迂回をしないといけまへん。でも行きたいので頑張りましょう。
R425~R371~R425~r29~r198~R311~R168

そして行きたい場所への入り口に到着。
十津川沿いのR168号線から果無峠へ抜ける緑色で書かれている熊野参詣道小辺路。
この道は、高野山から熊野本宮大社にいたる全長72kmの聖なる祈りの道。
2004年紀伊山地の霊場と参詣道としてユネスコの世界遺産に登録されており、
日本では初めて「道」が世界遺産になったそうですよー。

その道沿いにある果無集落へ行きたいのです。

ゴールデンウィーク真っ只中ですが、ここを登る車の少ないこと。
細い道をどんどん登って標高を上げていくと

着いた~
バス停の名前が、世界遺産石碑前だって(笑)

この石碑ですね。

果無集落。天空の郷。
一度その姿を見てみたかったです。
あぁ、すばらしい。

集落の中を見学。ほんの数件しかありませんが石畳と家の佇まいに
長い時間を感じます。




まるで時間が止まったかのようなこの場所。
水の音だけが聞こえていました。
水を溜める場所には巨大な鯉が飼われており、
食器を洗った後のごはん粒や野菜クズが沈んでおりそれを餌として
育っているようです。
これも生活の知恵なんでしょうね。この地域で水は貴重なものだと想像できますが、
それが一度も枯れたことがないことを鯉の大きさが証明しているような気がします。

いい時間でしたね~
さぁ移動しますか。
ぐっと南下します。

川湯温泉のあたりからr241へ入り込むとこの看板。
ホイホイ坂線。(舗装路)
この先に大塔川林道というのがあるはずです。逆側からの進入は崩落で無理と情報を得てますので、
こちらからの進入にしました。

一瞬ダートはあったものの行けども行けども大塔川林道が現れず、
延々舗装路走る走る。

絶対にこの先にあるはずだとの思い込みから、ホイホイ坂林道をこの滑落地点まで走りきってしまいました。
どうやら道を間違えていたみたい。ガチョーン。
十数キロまた戻ります。どんくさいなぁ~(^^;;;;;;;;

ここを右だ!
左のホイホイの字に引かれてそっちへ行っちゃったんだよなぁ。。。
まさに亀ホイホイだわ(笑)

すぐにダートが始まりました。これこれ!

渓谷沿いに走るこの道。
ふと見える川の景色が素晴らしすぎてハッとしてしまい、なかなか進めません(笑)
川からグングン標高を上げて離れていったと思えば、また川に近づいたり。
まさにリバービュー林道ですね、これは。

壮大な風景もまた魅力。
あぁ、いいなぁ、この道。
途中8台くらいのオフローダーの団体さんとすれ違いました。
やっぱり人気の道だわ。お一人にこの先のことを聞くと、やはり崩落があるそうですがそこそこ走れるとのことです。

この道には素掘りのトンネルが沢山あり、数えると5個だったかな?
こういう景色に出会えます。
なかなか大阪・兵庫県界隈では見られないよね~

水溜り。

よしよし。

にゃははは、かわいいね~
出先で生き物に触れ合ってやっとその地域に近づけた気分になります。

9km~10kmくらい走れたでしょうか。
この広場に到着。
ここで道が3つに分かれてますね。



多分、こちらが大塔川林道の本線だと思います。
この先が崩落しているのでしょう。
全部走れば10.3kmだそうなので、現時点でほぼ走れた状態です。
往復で18kmくらい走れますから
ここはUターンしましょう。

帰りも青い川に心を奪われながら走っていると

カーブでフロントから滑ってこけかけました。
パンクです。ガチョーン(TT)

今回の旅、本当に小さなトラブル続きですわ~
ガビーンとガチョーンを何回言ったでしょうね(TT)

何かが刺さったわけではなくて、鋭利な石でタイヤの側面を切ったようです。
戻って路面に落ちてる石を見ていただいたらわかるように、この林道の石は全部尖ってるんですよねぇ。
帰りにKトラに乗った地元の人が『パンクかー?』と話しかけてくださいましたが、
車でもときどきここの石にはやられるんやーとおっしゃってました。
バイクはしょっちゅうなんだとか。

チューブ、前後用意してて良かった。
復活しましたが、ヘロヘロ(笑)

さ、メインの林道はなんとか走れたので、
あとは軽く見つけた林道を散策しながら、ベースキャンプへ戻りましょう。

道湯川線。
ここは蛇形地蔵尊の参道を兼ねてますね。
ここの森は大王製紙のもののようです。


いないら線。
ショート。


酷道R425に戻って
西ノ河線。走り応えあり。


中の河線。
あーーー、堪能した。
帰宅することを気にせず、のんびり紀伊半島を探索してみたいと
ずっと思ってましたが、今日は少しですがそれが楽しめたと思います。
日帰りじゃ、この地域で遊ぶのは厳しいものね。
まだまだ明日も走りましょう!

戻り道、まさかの雨に降られます。ガチョーン。
雨宿りしながらのダートでしたが、結構濡れてしまいました。
テント内で着替えるのが気持ち悪いので、外で全裸になって着替えました(笑)
これは未体験ゾーンで最高の気持ちよさ(笑)
折角なので数秒間振りチンで踊ってみたり(爆)
気温はあるので寒くなく大丈夫。
でも、楽しみにしていた焚き火がまたできずに、再再度のガチョーンで、テント内でビールですわ。

テントを打つ雨音を聞きながら、メシくってガンガン飲んで、この日は就寝。
今日も色々あったなぁ~
明日はどんな日かなぁ~
やはりいいですね~。行きたくなりました。
先日お小水画像撮ったので、今度はぜひフル○○ダンスをゲットですね。
静けさの中にワクワクありますよねー!
サーフィンでも日の出とともに入るときは特別な感じがします。
それにしても、よくお外でフルチンダンスできますねー!😁
クマに先っちょだけ食われますよー!😁😁😁
果無集落、近くに車を停めるスペースが少しだけあります。ほとんどの人はハイカーで下から歩いてこられますね。バイクなら停めるところも楽勝です。
フル○○ダンス、チックルリンがTWICEを踊れとツイッターで言ってましたが、オイラがやったらTT兄弟@チョコプラになりそうです(笑)
日の出とともにサーフィン、格好ええやーん。
やっぱり俺達って太陽が似合うやん?
なぁ?
熊に先っちょだけって、横に昨日のソーセージがあったので、多分そっちの方が大きくて食べ応えがありそうです(ぷっ)