秘密基地

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窯元・世界遺産を訪ねる旅3

2006年04月20日 | ただの雑感
日本六大古窯は瀬戸、常滑、越前、信楽、丹波、備前。
日本の文化って元を辿れば必ずといっていいほど中国大陸や
朝鮮半島から渡来することが多い中、これらの古窯は
日本で生まれ日本で育ったのが特徴のよう。
やきものの”や”の字も知らないオレだけど
『なんとなく好き』なのだ。十分な理由になるだろ?(笑)

備前と丹波は訪れたことがあるので、
今回は三つ目の越前へ。
福井県丹生郡越前町の越前陶芸村。
県立の陶芸館でまったり。
平安末期から始まったそうな。
越前双耳壷という貴重な壷が展示されてる。
自然釉(釉薬(うわぐすり)ではなく自然にできる
釉薬のようなもの)が曲線を描いてるのが特徴。
普通、地球上で焼き物を焼く限り釉は上から下へ流れるのは
アホのオレでもわかる。(当然)
この壷は焼いてる最中にどうやら転がったようで釉の
流れが曲線を描いてるのだよ。
偶然の産物であると共に、越前の土の粘りにより割れなかったという
特徴をもアピールすることになってるわけだ。
へぇ~いいもの見たよ(^^)
人間の狙った仕込みに対して自然のいたずらが融合して
できた一品。
誰もいない館内でボーっとみてたら時間が経ちすぎて
横にある監視カメラに気づいて恥ずかしい気持ちに
なり退館。

直売所で買った酒器はまた後日写真アップしま。
基本的に酒好きなので
自分の為の酒器しか買わないのがオレのポリシー(爆)

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