このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

DEAD BALL

2012年07月23日 | 映画・DVD
2011年。邦画。

川原でキャッチボールしていて、思わず手加減無しの球を
投げてしまい父親を殺してしまった
過去を持つ主人公。
ここら辺までなら、「少林サッカー」的なコメディを想像する
が…。

過去に作られた「地獄甲子園」の血統を継いだ映画という
ことらしい。主人公も監督も同じ。

極悪な少年犯罪者が収監される栃木の矯正施設。
そこに荒んだ主人公が入ってくる。
そこの校長の腹黒い企みで、野球部に入って試合をすること
になる
が、その試合は、、、。

…と、ここまではかろうじてストーリーも存在していたの
だが、試合が始まってからはもう滅茶苦茶。

ちなみに対戦相手は極悪女性チーム
大会名は裏栃木非行甲子園

ストーリーも何も無いに等しい。
ほとんど野球のパロディにすらなっていない。

グロい。品の無いグロさ。
血の量も半端無い (半分ギャグだと思うが)。
いや、しかし、それもある程度ストーリー上、理にかなって
いるならいいのだが…。
ギャグにも品が無さ過ぎる。
漫☆画太郎先生のノリなんだろうけど、ビジュアルにしたら
やっぱりキツい。

しかし、一体どれだけコアな層がこの辺の映画を楽しく観る
んだろう。
どんだけマニアなんだよ、と思ってしまう (勿論好き好きで、
存在や好みを否定する気は全くないです。失礼)。

って言うか、これは「そういう映画」なので、そこに注文
入れること自体間違っていると、自分でもよく分かって
います
、はい。

しかし、主人公、「劇場版 魁!男塾」の剣桃太郎じゃないか。
いいのか、こんなことしてて。笑
確かインタビューで俳優として高い志を目にした記憶があるけど…。

オチがまたスゴイ (いいのか?)。
流石にここまで来るとは思わなかった。

主人公の名前が野球十兵衛って所だけは (「地獄」からだけど)
純粋に笑った。


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