「誤訳(ごやく)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?聞いたことがなくとも、その単語から「誤って訳すこと」であることは容易にわかります。それでは「誤訳(ごやく)を意識したこと」はあるでしょうか?
おそらくほとんどの人は誤訳(ごやく)の存在について意識したことがないだけでなく、「翻訳したもの(の品質)はどれも同じ」だと思っていると思います。「翻訳は誰がやっても、何でやっても、どこに頼んでも同じ」だと思っていると、誤訳(ごやく)の存在に気付かぬまま大きな損失を被る恐れがあります。
本コラムでは誤訳とそれが生むリスクについて説明します。