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大谷石採掘場跡(大谷資料館)-2

栃木県にある 大谷石採掘場跡(大谷資料館) に行ってきました。

 

昨日は、外(地上)の写真でした が、今日は中(地下)の写真です。

 

採掘場跡 というか 遺跡 の中のようです。

人間のスケールをはるかに超えた巨大な空間。

それだけでワクワクするのですが、これを作ったのは人間ですから

どうやってこんな事ができたのか、想像を越える世界に

心が揺さぶられます。

これは、後から作ったものなのか・・・? 遺跡感を増します。。?

搬出用の通路? 奥の明るいところが外部です。神秘的な光、希望の光。。

 

この大谷石採掘場跡の魅力はなんといっても

人間のスケール越えた巨大さ。

 

垂直方向にも、水平方向にも、その奥にも、、、

自分で距離感を判断できる寸法を越えています。

 

ところどころで入る自然光でうっすら分かる

まだ奥につづく空間がある事。

 

五感を刺激して感じる”奥行感”。。

まるで、その先は 無限に続くような 感覚すらします。

そこにある『巨大な闇』という存在がまた素晴らしい!

 

 

暗くてうまく撮れず、ソフトで明るくした写真の色は、壊れてしまっています。

撮りたかったのは、この模様。

採掘場内の壁についた、採掘のための機械や道具の跡。

 

時代、採掘方法、場所、または人によって、いろいろな傷跡があるようです。

それが模様となって、とても美しい!

 

巨大な空間の全てにこうゆう”跡”が刻まれています。

その一つ一つが、”人の力の跡”・・・

危険も伴う地中の闇の中で、コツコツ、ひと振りひと振り

”情念の跡”と言っていいのかも。

 

その”跡”で覆われているからゆえに

この地下の巨大な空間の力は強いのかもしれません。

 

**

 

一度は行ってみる事をお勧めします。

できれば、お盆休みや大型連休ではない時をお勧めします。

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