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『専業主婦論』と共働きの家(後)

専業主婦論 にみられる問題は、

昔の主従感・・・ 男が優位 というものがあると思います。

なんだかんだと言って、まだまだ世の中の根底にはあるように思います。

しかし、もはや、事実は、そうではなく、いろいろな分野で女性は、女性自身で開拓し進出しています。

建築設計という分野でみれば、むしろ女性のほうが積極的であり、夢を持ち、頑張るようにすら思えるのです。

男・女 という性に関係なく、ひとりの人間として、どう生きるか という事は平等であるはずです。

その意志による選択として、専業主婦(主夫) があるのがよく、それを認めるられる成熟した社会に早くなるといいのだけど・・・・。

「 働き方 」 「 働き方の仕組み 」 が、もっともっと変わらなければいけませんね。

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現実に 夫婦共働きは、家を建てるメインの世代 30代 40代 においては、その割合はとても多くなっています。

家に対する価値観も 以前とはかなり変わってきていると思います。

夫婦ともに、家や暮しに対する意識やこだわりを持ち、「自分らしい」を求めています。

どちらか一方的な思いを通すのではなく 「 共に考える 」 という事ができ、家づくりという面においては、ある意味 成熟してきたのかもしれません。

ただ、昔とは大きく違う事は、自分の経験をこえる大きな知識を持つ事が、ネットの発展により、簡単にできるようになった事です。

知識を持っている事はいい事だと思います。ただし、ネットによる実体験を経ない知識は、とかく不安をあおり、相手に対する信頼や敬意を持たない事にもなりかねません。

夫婦ともに 仕事をし 「 人との関係 」 をよく知っているからこそ、その経験を家づくりにも生かして欲しいと思います。

(終)

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⇒ 『専業主婦論』と共働きの家(前)




家族が笑い合い、自分らしく丁度よく暮せる家の話をしましょう

志田茂建築設計事務所

住宅設計  住宅・マンションリノベーション/リフォーム設計
企画住宅小さな家:LWH



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