ア・ツ・い~~~~~
まだ6月なのに、8月の猛暑かと思えるような錯覚。
暑すぎる~~。まだ梅雨もあけてないのに。
さすがに首巻きタオルではやり過ごせず、昼間はエアコンのお世話になってます。
今年は夏が長くなりそうですねえ。
そんな中、
出不精の母、今日はひっさしぶりに渋谷に出かけました。
ホリーに保冷剤バンダナを巻き、エアコンを入れ、昼に帰る予定で
出ましたが、気になって気になって。笑
ここでもまた浦島太郎ぶりを発揮しましたが、さすがに東急本店までは
忘れていませんぞ。
ちょうど開店10時に着いたので、高級ブティックの店員さんたちに
殿のおな~り~、みたいに次々とお辞儀をされ、
恥ずかしくて走りたい気分になりました。小心者なり。
目的はこちらの展覧会です。
18世紀ボタニカルアートの代表的画家、P.J.ルドゥーテの「美花選」展です。
前売りチケットを買わないと、きっとまた行かないだろうと思って、笑
5月に買っておりましたが、やっと行くことができました~。
有名なので、きっとどなたも目にされたことがあると思います。
絵、ではなく銅版画(多色刷り)なので、至近距離で
じーーーっと眼鏡を外して、緻密な「点刻彫版法」を観察してきました。
銅版に針で点描していくんです。
「マドンナリリー」一部 欲しい!笑
もともと植物学の側面もあり、植物図鑑プラス絵画要素のある分野です。
「バラ図譜」が特に有名で、度々ばらグッズのモチーフにもなっており
バラ好きさんにも、普通の奥様にも好まれる作品です。
奥様グループと遭遇すると残念なことに。
展覧会では、私的には静かに鑑賞したいのですが・・・。
美大1年生の夏休みに、
植物画を何点か水彩で描けェ~!という課題が出ましたが、
おおざっぱな性格なので、とても苦痛だったのを覚えています。
なんてルドゥーテは根気のいる仕事をしていたんでしょう!信じられません。笑
日本のツバキも描かれていました。当時の日本って江戸時代。
本当は自筆(!)の水彩画中心の展示の予定だったらしいのですが、
3月の震災の影響で、今回の内容に変更になったようです。
でも数点、その貴重な水彩画がありました。本物を観られて良かったです♪
ナポレオン皇妃ジョゼフィーヌのバラ園を元に描き起こした自筆の
バラ図譜は、ルーブルの火事で焼失しているそうです。残念・・・。
今まで数年ごとに展覧会があったので、
リベンジも兼ね、また2,3年後に開催されるかもしれませんね。
なんといっても、複製画集がめちゃくちゃ高価なので、手が出ない。涙
図録を買うつもりでしたが、見本を見たら買う気になれず、
気軽なポストカードを買って帰りました。笑
今年は展覧会に行く機会を増やそうと思っているので、
ズバリまたどこかで浦島太郎になっているでしょう~。
(そういえば、品川エキュートが新しく・・・笑)