長いつきあい

 

オッキイ兄の入園直前まで、

横浜市のとある

駅から遠くて、しかも山の上のアパートに住んでいました。

母のマンションを引き払う日まで1日だし、

自宅通勤者で、賃貸実情を知らないおとーさんに困り果て、

本当にエライとこに決めざるを得ませんでした。笑

今では随分と開発されているようです。

 

絶対、栗畑で寄り道するオッキイ兄。

筍の成長を見ながら歩いた道。

山ではへび(の抜け殻)が転がっていて、

駆け寄った息子たちを、両脇に抱えて猛ダッシュしたっけなあ。笑

今ではいい思い出です。

 

本当～～に駅から遠かった！

近道は…山を登り、東名高速の橋を渡り、心臓破りの坂を越えたら

次は階段を降りていきます。

駅ひとつ先からだと、国道沿いに延々歩いてから山登りです。

オッキイ兄ができてからも、仕事をしていた母は切迫流産になりました。

安静に、と言われても、無理な環境。

退院後、担当医(おとーさんの叔父さん)には内緒で

ちょっとでも楽になるように、と賭けのように

母はバイクを買いました。

事故も起こさず、無事兄は産まれました～。

今でこそ言えますが、babyが寝ている間に買い物が

早く済ませられるという最大の利点もありました。

 

それ以来、17年間、ちびちびと1万3000キロ

よーく頑張ってくれた、母の愛車です。

駅で壊され、すっ転び、お向かいさんの車に倒され、笑

何度も修理工場行き。

修理工場に、合う部品を探してきてもらってなんとか直しておりました。

さすがに前回、バッテリーとタイヤ交換をした時、(前歯が折れた時ね、笑)

「もう、合う部品がないです。」と言われてしまいました。

今度止まったら、買い換えようと決めてハヤ一年半。

シートは乾燥してボロボロ。

今年の酷暑のせいか、

ついにスターターが効かなくなった。

キックでエンジンをかけて、それもだんだん怪しくなった。

この止まる寸前の状態は、感覚でわかります。

ガソリンも空っケツになるまで乗って、

ただいま、お別れする準備中です。

 

新しいバイク。

アメリカンタイプも頭をよぎりましたが、笑

買い物メインですからね。機種は決まりました。

あとはカラーをどうしようか、と考えています。

これから15年乗れるかなあ～　………

と思ったら、なんだか自分の老後が身近になりましたよ。笑

ビビッドカラーか、渋くゴールドか。悩みます。

何しろ、最後のバイクになるかもしれませんからね。

 

        早く遊ぼうよ～～。

 

ホリーが一番好きで、長持ちするオモチャがこれ。

            ただのロープ。

2mほどの綿ロープを買ってきて、結ぶ。

これが大好きなんですよ。

飾りもなく、いたってシンプルです。

これがラーメン状になるまで、とことん遊んでくれます。

親孝行な奴ッチャ!!