月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

60.東九条マダン探訪記 各号補随(月刊「祭」2016.11月)

2016-11-02 21:26:36 | 民俗・信仰・文化-伝承・信仰-
⚫︎東山九条マダン探訪記
京都の在日コリアンの方達が中心となっておこなっております。


プンムルノリ。

テピョンソと呼ばれる、チャルメラ系の管楽器の音に惹かれます。途中田植えを思わせる所作がありました。ここの場合、東九条マダンの文字がノボリにありますが、多くは「農者天下大本」と書かれています。
広島の花田植えにも似ているところがありそうです。


始まって20年ほどたつそうです。


和太鼓との共演もあるそうですが、見ることなく京都を発ちました。

日本の祭を考えるときには、避けて通れない隣の国の祭。



⚫︎各号補随
月刊「祭」も60号を迎えました。一年12回としたらはや、5年続いたことになります。今回は、5年間の記事の中から、付け加えたい内容をここに書いていきます。

✴︎おっさんなんどい 調査報告編
ひょんなことから、大宮八幡宮の神輿を担いだことのある方達にお話を聞く機会がありました。その中で「おみこっさんどい おっさんなんどい」の掛け声をか使ったことがあるという70代の方がいました。
つまり「おっさんなんどい」はドラえもんより長い60年ほどの歴史があることになります。

✴︎嗚呼、わが町の台車事情
明石市魚住の住吉神社の中尾屋台。
巨大な車輪をもつ台車は「だんじり」と呼ばれていました。


⚫︎編集後記
60号を迎えました。
干支でいうと一回りしたことになります。今回はネタ不足の中投稿しようとした日と東九条マダンの日が重なったので、この題材を選びました。
日本の祭を考える上で避けて通れない朝鮮半島の祭。ヘイトスピーチに心血を注ぐ人は、それは自らの祭に唾を吐くようなものだとの自覚を持ってほしいものです。