長野スナップ 撮り鳥と気ままな散歩

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運び屋 クリント・イーストウッド

2019年08月10日 | 暮らし
クリント・イーストウッド監督/主演最新映画 「運び屋」を休み中に観た
 
久しぶりに画面でクリント・イーストウッドを見たが
88歳になっても生き生きとしている姿は印象的だ。
 
 
 
 
日本語のタイトルは「運び屋」だが、原題は「MULE」
 
 
 
MULEとは動物のラバ( 雄のロバと雌の馬の交雑種)のこと


頑固者 ”という意味もある(ラバはご機嫌ナナメの時は全く動かないのだそうだ)。
 

頑固な性格は雄のロバから子供に遺伝するらしい。
動物の性格は雄から遺伝するんですね。
人間はどうなのだろう。w

 
 
 
話は少しそれます。私が中国の山東省のとある街へ商用で行った時。
 
到着が夜遅くになり夕食を取ろうと食堂を探したが見つからず苦労したことがあった。
 
 
やっと営業中の店を見つけ店に入りメニューを見たらロバ肉料理専門店であった。
 
そこで生まれて初めてロバ肉料理を食した。
 
固い肉だったがマトンのように癖の強い匂いはなくそこそこ美味しかった。
しかしこれといった特徴があまりない味だった。
 
後で知ったことですが山東省はロバ肉が名物で専門店が多いのだそうです。
 
中国には犬の肉が名物の都市もありなかなかバラエティーに富んでいます。
 
 
 
 
 
クリント・イーストウッドももう88歳これが最後の監督/主演映画かもしれない。


ストーリーは書きませんが内容は期待にたがわぬ人間味があふれたいい映画です。
皆さん自分で鑑賞してお楽しみください。
 


 


ブラッドリー・クーパーがクリントを逮捕する刑事役で出演しておりいい味を出していました。

プライベートでクリントとは師弟関係らしいです。


映画の1シーン。早朝のドライブインで偶然再会したクリントが
コーヒーを飲みながら刑事役のブラッドリーにこう言います。

“ 仕事よりも家族との時間は何より大切だ。
お金は手に入れられても
時間だけは取り戻せなかった ”



なかなか考えさせられた1コマです。

 




エンディングで流れる「Don't Let the Old Man In」が泣かせる歌です。
クリント・イーストウッド自身のことを
歌にしているようです。
 
クリント・イーストウッドとトビー・キースが一緒にゴルフに行った時に
トビーがクリントにこう尋ねたそうです。
 
  「 若さの秘訣は何だい」
 
すると返ってきた答えは
「 絶対に年寄りだと思わんことだ」
 
曲が出来たきっかけは
この(ような)会話からだったらしい。



 
映画コメンテーターのLiLiCoもエンディングでこの曲を聴いて涙したそうです。
 
 
エンディングの画面にゆったりと主題歌が流れ、それとともに歌詞のスーパーがでる。 
 
老いを受け入れるな
もう少し生きたいから
老いに身をゆだねるな
ドアをノックされても
ずっと分かっていた
いつか終わりが来ると
立ち上がって外に出よう
 
 
老いを受け入れるな
数え切れぬ歳月を生きて
疲れきって衰えたこの体
年齢などどうでもいい
生まれた日を知らないのなら
妻に愛をささげよう
友人たちのそばにいよう
日暮れにはワインで乾杯しよう
 
Toby Keith - Don't Let the Old Man In