さて、前半戦、楽しかったオールスターも終わり、明日から後半戦がスタートします。現時点でのセリーグの順位ですが
| チーム | 差 | |
| 中日 | ー | |
| 阪神 | 1.5 | |
| ヤクルト | 7 | |
| 広島 | 4 | |
| 読売 | 1.5 | |
| 横浜 | 1 |
と、中日と我が阪神の２チームでの優勝争いと言う事には間違いないでしょう。
当然、現時点で有利なのは中日です。２位阪神に１．５差、負け数が５つも少ないわけですし、試合数も５つ多く残しています。
一般論として、残試合数が多いチームが有利と言われる事があります。それは、リーグ終了が近づくにつれ、優勝の可能性のなくなったチームは来シーズンに向けて、オーダーをいじったり若手を多用するからです。
しかし、一概に僕はそう思いません。与えられたチャンスを物にするため新人や若手選手は必死でプレーします。また、読売や阪神がそうであるように新人や初者と言った対戦経験の少ない投手を苦手とするチームまたは選手もいてます。勝負を諦めたベテランよりやりにくいかもしれません。
無難に後半戦の展望をしてみようかと思います。
＜投手編＞
中日の投手陣は川上、山本昌、中田、朝倉、佐藤と言ったしっかりした先発陣が揃っています。
中継ぎには岡本、平井をセットアッパーの軸に石井、鈴木といった若手も良い働きをしています。
そして、最後には絶対的な守護神の岩瀬と盤石の投手陣と言っていいでしょう。
一方、我が阪神ですが、先発は井川、福原、下柳の３人は前半の調子をそのままに活躍してくれれば問題ないと思います。残り２～３枚ですが、杉山、オックス、安藤と中日の先発陣に比べれば、見劣り感があることは拭えません。
中継ぎもジェフの働きは間違いないですが、金澤、能見、江草この３人がいかにジェフまで繋ぐ事ができるかではないでしょうか。
抑えは言うまでもなく、藤川球児が存在するので、
まできっちり繋ぐ事ができるかということでしょう。
＜打撃編＞
両方とも似たようなチーム状態であると思います。阪神は今岡、中日は福留と打線の中軸が欠けています。また、不動の一番バッターであった、阪神赤星、中日荒木の両選手が不調であるとこも、今シーズンは似ているのかなと思います。
阪神は金本、中日はウッズと言う両４番の前にいかにチャンスを作れるかと言う事が、得点の源になってくるでしょう。
と無難に後半戦の展望してみました。
そこでファンにとって重要なのは
残念ながら、既に甲子園のチケットは、週末にいたっては１０月まで完売しています。売り切れている日になれば、金券ショップで買うか、ダフオクで落札するか、譲ってもらうかなどするしかありません。
昨年や０３年を振り返ると、昨年の場合は交流戦以降、１１連勝と言った中日の猛追があり、オールスター以降はつかず離れずの状態で９／７をきっかけに、阪神が猛スパートをかけました。そして、９／２９に優勝です。また、昨年は異常なまでに順調に日程が消化されました。
０３年は開幕から快進撃を続け、８月中に優勝が決まるのではと言う見方もありましたが、夏のロードで大きく負け越し９／１５に優勝となりました。
両チームのチーム状態からして、現状のつかず離れずと言った状態が続くと予想されますから、阪神が優勝すると仮定するならば、Ｘデーは
と考えるのが無難じゃないでしょうか？８月は雨も多い時期ですし、数試合流れる可能性も十分あります。まだ組み込まれていない雨天の代替試合は要チェックだと思います。
仮に明日からの中日戦で、中日が３連勝するようなことがあれば、ほぼ中日に確定だと思いますけどね。今の阪神で４．５差をひっくり返すのは厳しいでしょう。