脳腫瘍に負けない!!闇を抜けて君に幸あれ 

48歳で脳腫瘍を発病したパパを応援する妻、ちぇぶの日記です。

病名

2006-05-14 00:27:51 | 今までのこと
脳外科の先生が呼ばれ、CTを撮り、その日のうちにおそらく脳腫瘍だろうということが告げられました。
話を聞いたのは私と私の両親、パパの妹でした。
このとき本人は意識を回復しICUに入っていましたが、痙攣発作を起こした時のことは覚えていなかったようで、見ただけでは昨日までとまったく変わらない元気なパパでした。

パパの様子と先生があまりにもあっさりと「脳腫瘍です」といったことから
お気楽にも私は
「良かった、治る病気なんだ。」
と思ったのでした。
「先生治るんですよね?」
と言う私の問いに医師は、脳腫瘍にもたくさんの種類があること。パパの場合おそらく神経膠腫だろうということ。腫瘍の場所と悪性度によって予後がまったく違うこと、おそらく開頭手術が必要だということ。その場合専門の大学病院に転院するべきだということ。そんな答えが返ってきました。
1週間ほどしてMRI検査の結果まず脳腫瘍で間違いないだろうという診断が下されました。(このときはパパも説明に同席し、それから今まで私とパパはいつも同じ情報を持って病気に向かい合っています。「倒れてからこの日まで自分が何の病気かわからなかったこの時期が一番不安で嫌だった。」と彼は言っています。)

私はこの頃毎日PCの前で脳腫瘍で検索をかけ少しでも情報を集めようと必死になっていました。
しかし私をほっとさせてくれる情報はひとつも無く、調べれば調べるほど逃げ場の無い現実を突きつけられるようでした。


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