ひとりから始めるエコシフト

環境(エコ)について勉強中のビギナーが「ひとり」から始めたエコシフト。そんなエコライフをブログで紹介します。

珈琲を淹れたその後は・・・

2008-02-15 02:01:15 | エコ一般
●珈琲の効用
朝の眠気を追い払い、仕事への活力を与えてくれ、その香りで精神的な安らぎをももたらしてくれる珈琲。ブラックで飲めばカロリーを気にすることもなく、最近では生活習慣病予防にもなると言われている。
珈琲を淹れたあとの搾りかすも、生ゴミの袋に入れると匂い消しの効用を発揮し、お風呂に入れると珈琲の香りでリラックスできる。

●珈琲燃料
2月14日時事通信より
珈琲豆の生産国コロンビアで、珈琲の搾りかすからバイオエタノールを精製する計画が進んでいる。バイオエタノールはサトウキビやトウモロコシなどから精製するのが一般的だが、珈琲を原料とするのは世界で初めて。
実用化実験は終了しており、いよいよ、試験操業を開始する予定だという。

サトウキビやトウモロコシからのバイオエタノールは中南米などの広い土地を使って大量の燃料を精製するが、一方で食糧危機問題に発展し、必ずしも良好な策とは思えない。
それより、珈琲のような搾りかす、休耕田などを活かして栽培した植物、家畜の排出するメタンガス、等から採取する燃料をもっと活用すべきと考える。

また、珈琲の搾りかすを乾燥させ、圧縮して「珈琲ペレット」を作り、ペレットストーブ等の燃料にすることも以前から実用化が検討されているようだ。木材と比較して粉末にするプロセスを省けるところがコスト的な利点とされている。ただし、量産化した実用となると課題が多いかもしれない。

●フェアトレード商品としての珈琲
中南米やアフリカの開発途上国と先進国とのフェアトレード(公平貿易)商品としては、珈琲は既に大きな役割を果たしている。
スーパーや量販店で価格の安い珈琲豆を目にするが、少し値段の張るフェアトレード・珈琲を飲みながら、珈琲農園で働く途上国の人々の生活や将来について自分なりに考えることも大事なことではないだろうか。


珈琲を淹れたその後は・・・
まずは、美味しい珈琲を(時間をかけて)じっくり味わう。
そして、仕事などの忙しい中にあっても、珈琲を飲みながらECOに限らず色々なことに思いを馳せたり考えたりする「時間」を確保する。