サバイバー日記

炎症性乳がんと告知されて6年間。多発転移しつつ、生きたサバイバーな日々の記録と家族の日記です。

お月見の会

2007年09月30日 | お茶
 今日は、私にとって初めてのお月見の茶会。
控え室でまず白湯をいただく。
これは、今日使うお水を確かめるものだという。
斑入りのすすきとお団子が飾られていた。

 手と口を清めてから、お正客から茶室に入る。
まずは、濃茶から。
お菓子は、すすきの柄が入っているお饅頭。
掛け軸は、「自分の手の中の掬った水に月がいる」という意味のお軸だった。
先生は「この掛け軸の本当の意味は、そんな簡単には(月は)物事はうまくいきません、という事ですよ。」
と教えてくださった。
手の中に掬った水に映った月は、所詮は本物ではないという自戒を込めたものというところだろうか。

 休憩を挟んで、和室で花寄せ。
お茶会に来られたそれぞれがいろんなお茶花を持ち寄っているので種類もたくさんだ。
たくさんある花篭などにお正客から花を生ける。

 私も皆さんに倣って生けてみた。
う~ん、なかなか良いじゃない?
と、思ってたらお水を指すのを忘れてしまっていた。
あちゃ~。

 花寄せが終わると、薄茶。
薄茶では、控え室にあったお団子が出された。
それと、うさぎの姿をしたマシュマロと金平糖。
(このお団子が美味しかった~。)

 お天気に恵まれず、お月見は出来なかった。
が、時間がゆるりと動いているのは、隠れているお月様のせいだろうか?
今日は、花に囲まれて、和やかな茶会になったのだった。

 そんな私は、今週までには公募展を仕上げるつもりでいたのだが、なかなか絵に向かえない日々。
物事は、本当に簡単にはいきません。トホホ















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