よしーの世界

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バイデン氏「独裁者の侵略に代償を」 一般教書演説で露への制裁訴え

2022-03-03 06:41:15 | 日記
 バイデン米大統領は1日夜(日本時間2日午前)、連邦議会の上下両院合同会議で、今後1年間の内政・

外交の施政方針を示す一般教書演説を行った。ロシアのウクライナ侵攻に関して「歴史の教訓として、独

裁者に侵略の代償を払わせなければ、混乱が生じ、米国と世界への脅威は高まり続ける」と訴え、同盟国

やパートナー国と連携し、制裁でロシアへの圧迫を強める考えを示した。


 バイデン氏が一般教書演説をするのは、2021年1月の就任後初となる。「世界のリーダーとして国際規

範のために立ち上がる重要性」(サキ大統領報道官)を強調し、対ロシア制裁やウクライナ支援の重要性

を訴えた。


 演説では、ロシアのプーチン大統領が「外交努力を拒絶した」と非難し、「彼は米欧諸国や北大西洋条

約機構(NATO)が対処せず、米国内を分断できると考えていたが、間違っていた。我々は備えができて

いた」と結束を誇示した。【ワシントン秋山信一】(毎日新聞 3/2 水)


世界の警察として強大な軍事力を背景に発信を続けていたアメリカが、その地位を降りてから世界中で紛

争は起きている。ウクライナだけの話ではない。覇権主義に傾いているのはロシアだけではない、中国、

トルコ、イランも際立った行動を続け、世界は不安定になっている。


それではそれぞれの国々は軍事力を強化すべきなのだろうか?確かに力で対抗することに一理はある、し

かし、それでは現代の混沌とした状況を救うことは出来ない。ロシアにしても現況を変えるための落とし

どころを模索しているはずだ。このままウクライナへの侵攻を続ければロシア国内経済が破綻することは

確実だからだ。それではプーチンもトップでいられるわけがない。いたずらに煽ることなく、冷静に話し

合いが出来る場を用意していくしかない。力で抑えつけようとした過去のアメリカの政策はうまくいって

いないのだから。
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