ウクライナ大統領府顧問、5月初旬までの戦争終結を予想

［１５日　ロイター］ - ウクライナ大統領府の顧問を務めるオレクシー・アレストビッチ氏は１４日遅

く、ロシアが攻撃に使用できる資源は５月初めに枯渇する見込みで、それまでに戦争が終結する可能性が

高いとの見方を示した。


　ウクライナとロシアの停戦交渉はこれまでのところ、一般市民が避難する人道回廊の設定を除き、ほと

んど成果が出ていない。


　ウクライナの複数のメディアが掲載した動画で、アレストビッチ氏は、実際にいつ終結するかは、ロシ

ア大統領府が軍事侵攻にどれだけの資源を費やすつもりかに左右されると説明。（ロイター　3/15　火)


ウクライナ侵攻を開始した時、プーチンは2日程度でキエフを陥落し、早期に暫定政権を築くつもりだっ

たはずだ。世界中から非難を浴びる前に既成事実を形作り、親ロシア政権をウクライナに造り、情報発信

を続けていくことが出来ると踏んでいたはずだ。しかしウクライナ側の予想以上の反撃にあい、ロシア軍

は各地で足踏みをしている。現在オンラインで停戦協議をしているが、膠着状態のロシアはさらに残虐な

攻撃を加え、ウクライナ側の全面降伏を待っている。


現在ウクライナ側の士気は高く、西側諸国からの経済的人的支援、武器供与で、この戦いは泥沼の様相を

呈している（アフガニスタン侵攻のように）。ロシア軍にもかなりなダメージがありそうだ。そしてロシ

ア経済は厳しい状況に陥るだろうと識者は断じている。これ以上続ければウクライナの人々の被害は広が

り、ロシアは世界中から締め出され国の存続自体難しくなる。プーチンは戦争を終結できずに退陣するし

かないと思う。


日本国内でもロシア人に対する誹謗中傷が多いと聞く、絶対にやめるべきだ。プーチンこそ断罪されるべ

きであって、ロシア出身者に罪はない。