よしーの世界

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財政難の京都市で「寺社から税金取るべき」の声

2022-03-20 07:25:11 | 政治
 京都市の財政難が深刻化する中、寺や神社に税負担を求める市民の声が目立ちつつある。市民の負担増

が避けられない一方、固定資産税などを免除されている寺社が不公平感を抱かれているようだ。ただ宗教

界も新型コロナウイルスの打撃を受けて台所事情は厳しく、寺社関係者には困惑が広がっている。


 「観光客からもうけている寺社から税収を得られないか」「寺社の税免除はあまりに不平等」―。そん

な意見が、昨年夏に行われた京都市の行財政改革(行革)案への意見募集で相次いだ。財政危機からの脱

却を目指す行革案に対し、寄せられた意見は約9千件。うち約240件が寺社に負担を求める意見だった。


 背景には、宗教都市・京都ならではの財政事情もある。宗教施設は固定資産税が非課税となり、お布施

やさい銭など宗教活動で得たお金も課税されない。そのため京都市では、他都市より税収が少ない理由の

一つに寺社の多さが長年指摘されてきた。一方、行革案には保育料や敬老乗車証の利用者負担増が並んだ

ことから「負担を上乗せする前に、拝観料から税を徴収すべき」といった声が上がる結果につながったよ

うだ。(京都新聞 3/20 日)


日本では既得権益を一度手にしたら、一切手放さない団体が多い。彼らは一般人の生活など顧みることな

どない。特に宗教法人は宗教活動以外に得た収入も課税されることを厭う。大きい寺社に務める僧侶の普

段の生活を見てみたいものだ。以前亡くなった樹木希林さんがテレビ番組で解説している僧侶に「一体、

何を食べたら、こんなお腹になるの」と皮肉っていた。


私は仏教に興味があり、強い関心を持っていますが、現実に会う宗教者は葬式中心の人物が多く、仏教の

教えとは程遠い人物ばかりだ。仏陀が人の営みに出来るだけ近寄り修行をしたように、僧侶も現実社会に

もっと目を向けるべきだ。
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