あぴぴのぴ

ようは気持ちのもちようです!!

クローバーフィールド~HAKAISHA

2008-07-30 23:16:58 | 映画
クローバーフィールド/HAKAISHA (竹書房文庫 DR 206)
ドリュー・ゴッダード
竹書房

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随分前ですがこれも劇場で観てまいりました。
そしてこの映画は好き嫌いがはっきりわかれると思います。

この手の映画はあまり予備知識なく行った方がいいかと思ったので事前に知ってたことは主人公がカメラを回す「ブレア・ウイッチ」みたいな映画らしいってことだけ。

お話は単純。ニューヨークの街が突然現われた巨大ななにものかに壊されていく、パニックものです。
で、被害にあった当事者達が撮った記録ビデオが見つかった、っていう。

賛否両論いろいろ言われていますが、私は結構おもしろかった!
まず、話がいきなり始まるところがめんどくさくなくて良いです。
その点「グエムル」に似てるかな?

パーティシーンはそこそこ長いんですがここは登場人物たちの人間関係を知る為に必要な部分。
んで「アレ」は突然やってきます。最初は遠くでドンパチ。それがだんだんコッチに!!
訳がわからないままに逃げ惑う主人公たち。
で、その間カメラもぶれたり、ゆれたり、「アレ」がちらちらしたり。
ホームビデオってなかなかベストショットが撮れないもんですが、そこがうまい具合に表現されてて。
「もうちょっと右によらんかいなっ」とか、かんなり思います。
私はそういうとことかがおもしろかったんですが、
ちゃんとしたエンターティンメント的怪獣映画を観たい人、またそれに慣れている人はイライラするかも。
「アレ」の情報もどうしたらいいかも主人公達にははっきり伝わってこない。
最後までわけがわからないままなワケなんですが、実際パニッたときなんてそんなもの。
そんなとこもはっきりと好き嫌いがわかれるところです。

しかし確かにリアリティを追求している、といいつつもかなり都合がよろしいところもたくさんあって、例えば
カメラをまわしてる彼、最後まで撮り続けてるけど、もともとそんな使命感に燃えてるようなタイプじゃなかったし、
主人公の彼女を助けにいくんですが斜めになったマンションに登っていったり
そのくだりも非常にうそくさい。(このへんのエピソード、もうちょっと考えて欲しかった、、、)
またその彼女はすごい怪我を負ってたはずなのにラストのほう全力疾走&怪力を発揮、、、
軍隊の人たちとの絡み部分もなんか、えっ!ってカンジ、、、
ラスト近くもここまでひっぱっといて最後それ!みたいなのもありますし~

でも、なんやかやいいつつ私はかなり楽しめました
話のネタにぜひみていただきたいです。