前回読んだ宇江敏勝さんの自伝的な本
宇江さんは和歌山の炭焼きの家庭に生まれご自分でも高校を卒業後炭焼きをなさっておられた
その後、林業に変わって一年のほとんどを熊野の山奥で仕事に従事するんだが
その時の暮らし自然、仕事出来事をこの本の中で書かれている
飯場はほぼ男だけの世界で余暇と言ったら小博奕か酒
宇江さんの場合は読書もされていたようだけど仕事も手を抜くことが無かった
文の一節に・・・
「仕事をしても他人に引けを取る事など無く、精神的に安定していた
飲むことはいわば慰安であり、酔えばぐっすりと眠って、あくる日は阿修羅のように働くのだ」
阿修羅のように働く!
わしも毎晩酒を飲んで眠るがあくる日は畜生のように怠けるぞ
宇江さんの本の何が良いかと言えば僕のようなひきこもり体質の人間って
人里離れた山奥で出来るだけ他人とかかわらずに生きる生活って憧れるんだよな
だけど宇江さんの本て図書館だけでも20冊以上あって
山の中で貧乏暮らしをしていた割に人生の後半は印税でウハウハしていたりして
関係ない話だけど・・坂本冬美さんと同じ高校なんだ
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