アマチュア無線の今が分かる総合ニュースサイト
hamlife.jp(ハムライフ・ドット・ジェーピー)
ほぼ毎日欠かさず何かしらの話題が出てくるので、よく見ているのですが、
その中にあった1つの記事。とある県の医師会所属の医師らが
非常用の通信手段を確保するため、アマチュア無線の資格を取得している、という話。
どこだったか他でも何かしらの団体が同じようなことしていたかな? と思ったり。
確かにね、基地局ネットワークがダメになると使い物にならない携帯電話と違い、
いざという時には自力で何とか出来る極めてシンプルな通信方式。
東日本大震災の時でも、あれこれ重宝されたようですし、
無線機や周辺機器も入手は簡単。そこら辺で売ってるし通販でも買えちゃう。
業務用無線機より安価ですし、144/430MHz帯であれば設置も難しくない。
ハンディ機やモービル機で、外でも容易に使える。
いざとなれば医師会以外の一般人とでも連絡を取り合う事が出来る訳です。
全盛期ほどでないですが、今でもアマチュア無線家は数多いですから、
もしも協力し合って何か役に出来るのであれば、それはもう心強いでしょう。
しかし良いことばかりじゃないんですよ?
アマチュア無線帯域の使用には大きな問題があります。それは・・・
無変調や音楽を垂れ流し
重要な非常通信を妨害する
人間のクズが多すぎる
簡単・安価・汎用性は、とても良いのですが、
その対価としてアマチュア無線の帯域には人間のクズが大勢います。
東日本大震災の時にもクズ共が発生したそうですね。
動画サイトで検索すれば、いくらでも出てくるかと思います。
残念ながら日本には、ちょっと変な人というレベルを斜め上に通り超して
日本の不幸を全力で喜ぶ輩
日本の発展を邪魔することに生涯を捧げる輩
そんな奴らが大勢います。
何も非常時だけではありません。平常時のアマチュア無線でも、
トラック野郎が好き勝手に使ったり、メインチャンネルでアホなことを語り出したり、
気に食わないことがあれば、無変調やデタラメな信号で被せてくる。
そんな自己中な免許持ちもいるのです。いい歳こいて何やってんだジジィ共。
所詮、アマチュア無線は素人の遊び場です。あくまで趣味なんです。
アマチュア無線の非常通信は「おまけ」のようなもの。ついでなんです。ついで。
たまたま、そこに無線機があったから。そんなもんなんですよ。
FM方式で、いくらでも簡単に被せられるアマチュア無線帯なんか止めて、
他局受信中に送信が出来ない、送信時間制限等の対策がしてあり、
送信すれば登録人や使用無線機の身元がばれてしまう、
デジタル簡易無線 を、オススメします。
いくつかの秘話コードやユーザーコードを事前に申し合わせて使いこなせば、
より確実に安心して通信することが出来るはずです。
可能であれば専用の業務用無線局の免許を取った方がよろしいかと思います。
非常時だけに限らず、普段から何かしらの業務用として使えば良いのです。
これなら絶対に間違いありません。ただし最も高額で関係者しか使えませんが。
あと、MCA無線という手もあります。運営会社との契約と月々の費用が掛かりますが
サービスエリアが許されるのであれば、こちらの方が手っ取り早くて楽々です。
各種業務や行政も使用していますので、強固なことは間違いありません。
1匹のゴミクズが出てくるだけで使い物にならないアマチュア無線でなくても
より確実で安心なものが他にも色々ありますよ。
今一度考え直した方が良いですよ。いやほんとマジで。