バイクでキャンプ備忘録日記

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立川 談笑 独演会

2019年03月09日 | 落語


名古屋市西文化小劇場にて。

仕事終わってから行ったので開演に間に合わなかった。
前座が居なかったので入った時には話しが始まってた…。

・粗忽の釘
まあまあ淡々と進行させて好感が持てる。
が、壁に釘をたくさん打ち付けるという演出にしてあるが、落ちの「ここまで箒を掛けに来なくちゃいけない」と合わない気がする。

二席目
・片棒
三人の息子に「自分の葬式をどのように執行うか」を尋ねるドケチ親父の話し。

骨子は変えて無いが内容がハチャメチャに変えてある。
雰囲気が喬太郎師風、だが、喬太郎師の持つフラが無い。

中入

文七元結

左官の長兵衛が、仕事に身が入らないのは息子(長吉)の死によるものとするのは立川流?

落ちは、お久と文七の結婚で終わる、かと思ったら「ねぇ、あんた、起きて」と夢オチにするのか?と、思ったら、おかみさんの「お久の初孫を見に行こうよ」と、ひねりのひねりで終わる。

中盤、話しがあちこちに行ってダレるけど、この落ちも有りかな。

この噺家、力はあるのだから喬太郎師匠の雰囲気に被らないように本格派を目指して欲しいな。