Hiro*のStarlight Note

デジタル天体写真初心者の奮闘を綴る備忘録です
2013年春ポタ赤で再発し14年秋オートガイド導入、装備だけ完全再発!

カブリ補正はRGB???(アンタレス付近のカラフル領域)

2015年04月25日 | 画像処理あれこれ
天体写真専用機となって帰ってきましたEOS6D。念願の天体写真フルサイズユーザーの仲間入りです。
そのEOS6D SEO SP4のファーストライトの対象です。スクエアーにトリミングして投稿しました。(その訳は↓)


2015.04.23 01:23~撮影  撮影地:seranisityou 光学系:SIGMA APO MACRO 180mmF2.8(絞りF4.0) + EOS6D SEO SP4
露出:3分×25コマ(75分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + KOWALM100JC+QHY5L-Ⅱ PHDガイディング にてオートガイド 
画像処理:DNGconverter経由,RAP2にてdalk5コマ, flat10コマバッチ処理、IYMGにてコンポジット、stellaImage7でレベル補正・カブリ補正他、canonDPPにてトーンカーブ調整・周辺フレームずれカットのためのトリミング他による処理

そもそも、たかが75分露出で雑誌やベテランブロガーさんのような滑らかでカラフルな見栄えにするのは無理なのは承知でも、ついついやっちゃいます強調処理。
冷却CCDでも3時間越えで狙われる対象ですから、こんなことになっても仕方ないことです。

あまり良くない低空の大気状態で光害カブリの影響を受けているのでしょう。普通にレベルを切り詰めて強調処理をすると浮き上がってくるのは色彩のカブリです。それも凄いことに!
そこでステライメージでRGB毎のカブリ補正をを試してみました。もちろんどれくらいが良いのかなんて解りませんので目視で適当です。処理はRGB毎のカブリ補正をやってはレベル補正の繰り返しなので、訳が解らなくなるし画像は荒れて来るしで往生しました。これ以上は諦めましたが・・・

普通にレベル補正してみた,なれの果て(笑涙)     ⇒  そして適当にRGB毎のカブリ補正をしたもの
 ⇒ 

やっては見たものの上部はとんでもない事になってしまいました。色調はバランスを損なっていて、投稿できるようなものではなくなりましたが、初心者のあがきの備忘録。

【解ったこと】 ザックリとレベル調整が出来た段階で各色カブリ補正を行うことが有効らしい事!

理想はRGB毎に撮影(これって冷却モノクロCCD)してそれ毎にカブリ補正をするか、デジカメの場合は処理の初期にRGB毎にカブリ補正を施してから各種処理して仕上げるのが良いのでしょうが大変です。要はもっといい条件で光害のない暗い空があればこんなことはしなくて済むのですが・・・・

そんな訳で見れそうなところを正方形にトリミングしてみました。画像処理初心者のあがきが続く・・・・憧れのアンタレス付近のカラフル領域、必ずものにしますリベンジです。



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2 コメント

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Unknown (ろどすた)
2015-04-25 23:56:52
こんばんは。

効果的な処理プロセスを発見されたようで。
将来参考にさせていただきます(笑)

それにしても75分でも不足なのですね。ひゃ~
返信する
ろどすたさんへ (hiro-2415)
2015-04-26 15:42:51
効果的かどうかは?
一番効果のある方法はやはり光害のない撮影地まで遠征することかな!

でも、よくよく考えるとRGB毎にカブリが違っていて、それも一コマ毎にも違う・・・・
考えると頭が痛くなりますよん~~(笑)

実は昨夜、高野町までリベンジしてきました。疲れがぶっ飛ぶ夜空が待っていました。Uさんの報告を期待あれ。
では!
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