Hiro*のStarlight Note

デジタル天体写真初心者の奮闘を綴る備忘録です
2013年春ポタ赤で再発し14年秋オートガイド導入、装備だけ完全再発!

ZWO ASI 294MC Proのその後①

2018年12月14日 | 機材備品・撮影技法など
ZWO ASI 294MC Proが届いてから1ヶ月を超えました。
たまに晴れても、彗星撮影を優先したりでテスト撮影・練習は後回しになっています。

当夜(12/10)はウイルタネン彗星を撮った後、練習のテーマはピント出しとgainとExposure(露出)でした。

先に結果。

ε130D 430mm F3.3 + ZWO ASI 294MC Pro  冷却はなし、ただ当夜の気温はマイナス4度でした。
gain300で,Exposure(露出)は300sを3カット合成=15分露出です。PSccとStellaimageで画像処理しましたが、ダーク・フラット処理はなしです

操作練習で、ファーストライトと言うことに・・・・評価するレベルでありません。

デジカメとは勝手が違う操作。慣れるのに相当に時間がかかりそうです。書くには恥ずかしい備忘録ですのでご容赦(笑)
では
・・・・・備忘録その①・・・・・

このてのカメラはデジカメのようにファインダーを覗けたり、カメラボディーのライブビューで確認できないだけで、妙に不安なのです。
カメラボディで単独操作が出来なくて、パソコン上のソフトでないと操作できないところに違和感を感じるのでしょうか?
月や惑星・星雲など対象により感度や露出時間などパラメータの設定値を変えないといけないのは同じなのですが!

協栄産業さんの添付マニュアル「Sharp Cap簡単操作マニュアル(by KYOEI)」を頼りにして・・・・
まずピント出しをします。ツールのFocusアシスタントでバーディノフマスクを選択

半端な設定値ですがgain295です。露出は512ms/1000msですから約1/2秒。
ライブスタックで操作中、グラフの赤い棒グラフはピントがずれています。時系列は右へ経過しています。
画面右上のズームで拡大をすれば見やすかったのですが・・・・・出来たのかどうか今一の感覚です。

こんな調子です。やれやれ!慣れないといけない!

で、対象を自動導入して撮影したのはこれです。
gain300で,Exposure(露出)は300sですから5分です。
Cclour SpaceはRGB24を選択。Output FormatはTIFFに設定しました。



「一応、撮れたぁ~」って感じです。目標達成です。もう2カット撮って本日終了。
ご覧の通り、輝星は飽和しています。明らかに露出オーバーです。飽和だけは回避しないと色表現ができません。
適正なgainとExposureを探さないとなりません。


同製品を使用中のブロガーさんの記事を拝見させていただいていますが、gainは300~大きい方が多数です。
Exposure(露出)は、数秒の方から300秒の方までいらっしゃいます。
空の状態とF値を考慮して、多数枚スタックなのか?色々やってみるしかないでしょう。

それと、色空間のパラメータは通常「RGB24」とされていますが、これはどう記録されるのか解りません。
アウトプットフォーマットは「TIFF」にしてしまいましたが、Stellaimageを使うことを前提に「FITS」にすべきでした。たぶん。

まだ、dalk処理やflat処理・レベル調整などがあります、処理フローをどうすべきか思案です。


一歩一歩ですがパターンを掴むまで難儀しそうです。
海外のサイトの作例など見ながら夢見て楽しみます。






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2 コメント

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こんばんは (yotoumushi555)
2018-12-14 19:24:52
これは中々大変と言うか、色々試してみることがいっぱいありそうですね。
早く解決したのじゃ面白くありません。楽しみ多しと解釈して十分に堪能しましょう。
ボケ防止には良いかもです。
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yotoumushi555さんへ (hiro-2415)
2018-12-14 21:26:48
高価なカメラに投資しましたので(笑)
じっくりと楽しませて頂かないとなりませぬ!海外のサイトなどの作品を見ているとこのカメラの底力を感じますね
長時間露出の写真ばかりで厳しいですが・・・・綺麗です。
ボケだけでなく体力も・・・・
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