Hiro*のStarlight Note

デジタル天体写真初心者の奮闘を綴る備忘録です
2013年春ポタ赤で再発し14年秋オートガイド導入、装備だけ完全再発!

アンドロメダ銀河近くを行くスイフト・ゲーレルス彗星(46P)

2018年11月14日 | Apo-Sonnar T* 2/135

2018.11.14 00:08~撮影  撮影地:uneyama 光学系:Apo-Sonnar T* 2/135 ZE(絞り3.2) + EOS6D SEO SP4
露出:4分×3コマ(12分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + QHY5L-Ⅱ PHDガイディング
DNGonverter  CameraRAW RAP2 Stellaimage8  Adobe Photoshop cc


私の星友yさんのブログ夜盗虫の写真帳Part2Part2にて
紹介されているこの彗星ですが予報光度10.6等星でペガサス座ミラクとアンドロメダ銀河との間をゆっくりと通過中で
紹介されて写真を見ると緑色でしっかりとした明るさで美しい姿でした。
yさんからApo-Sonnar135mmの画角での撮影がお勧めですとのアドバイスがあって、撮ってみました。

メジャーな天体との遭遇は絵になるので嬉しいですね。尾があればもっと見栄えがするのでしょうがこれもこの姿で記念です。



さて、当日の遠征の日記です。


当日、日没後に現地に到着して、ざっと組み上げた機材の風景です。月没までには当分ある月も写っています。
この後、アライメントしてセッティングが完了するころまでは快晴で若干の風が吹いていました。
本日の目標は①スイフト・ゲーレルス彗星(46P)とウイルタネン彗星(46P)の撮影と②届いたばかりの冷却CMOSカメラのファーストライトです。
まずは月没までの時間で②のファーストライトを月で行う予定で初体験の不慣れな準備に手間取っている間に雲が湧き出てきました。
雲をカーテンにした撮影で操作がままならないまま操作不全消化不良で終わっちゃいました。次回ですね。


これは、最初に月を導入後、EOS6Dで初めて撮った月の記念写真です。トリミング。

結局、二つの彗星の方の撮影計画は雲の通過が阻み、スイフト・ゲーレルス彗星(46P)を少し撮ってみただけで終わりでした。

久し振りのここ宇根山はやはり風がありましたが、夜露はなく乾燥した空気がくっきりとした星空を見せてくれていました。予想外に良い星空でした。





10ヶ月振りの天体写真撮影

2018年11月07日 | Apo-Sonnar T* 2/135
11/3に開催された「八塔寺星を観る会」と「岡山アストロクラブ」共同企画の観望会への参加してきました。初参加です。
クラブ入会初対面ですし、自己紹介と観望させて頂きながら星の話をして楽しむことと、どんな空で撮影をされているのかを知ることが目的でした。

撮影の方は、ついで気分で撮影手順の確認と、八塔寺の夜空の具合を記録出来たら良いくらいの気持ちでした。ポタ赤ですけど!。

当日は初めての場所と言うこともあり、午後3時台には八塔寺をぐるりと見て周った後、現地キャンプ場のレストランで早めの腹ごしらえして、望ヶ丘天文台のある観望サイトへ行きました。
八塔寺望ヶ丘観望サイトは電源供給されており、観測機器を置けるコンクリート台が数ヶ所作ってあります。運用されている八塔寺星を観る会の方の思いが伝わります。

結論は「行ってみてホントに良かった」です。
日没前には既に数台の望遠鏡が組み立てられていました。挨拶や機材のお話をさせて頂いているうちにあっと言う間に薄明となり、主催者から挨拶や皆様の自己紹介があり、観望へと進んで行きました。
その後も持ち込まれた望遠鏡で観望させていただいたり、機材のお話を聞いたりで精一杯で撮影はTOAST任せでほったらかしでした。




夜空の方は、時々薄雲が通りましたが風もなく夜露も少なく良いコンディションでした。でも久し振りの身、チョット寒く感じました。
姫路方面と岡山方面の低空光害は気になりますが、利便性もあり良い撮影地と思いました。10段階評価をするなら7~8というところでしょうか!。

撮ったのは以下の2カットです。天頂付近と西に傾く白鳥座で、記録なので露出1時間弱の2カットです。
ノータッチ追尾の歩留まりを上げるために、iso3200/F2.8/2mくらいで撮影の予定でしたが、ヒストグラムが右へ寄り過ぎでしたのでiso1600に下げて、高めだけれどOKとしました。

ケフェウス座付近の銀河   TOASTPro+Apo-Sonnar T* 2/135 ZE  2018.11.03 19:41~ 露出2m×24(48分)絞りF2.8 iso1600


デネブとサドル付近   TOASTPro+Apo-Sonnar T* 2/135 ZE  2018.11.03 21:12~ 露出2m×27(52分)絞りF2.2 iso1600

処理:RAP2・Stellaimage8とPhotoshop cc2018

TOASTの極軸セッティング精度とカメラレンズのセッティングバランスを心配しましたが、いずれもバッチリでした。
お蔭で追尾も精度良くて、ガイド不良で捨てたコマは2/26と0/27(薄雲通過5コマ)でした。歩留まり95%強、優秀です。

2カット目を撮る前にレンズの絞りの設定がF2.8からF2.2になってしまっていました。設定画面を確認したとき触れたのでしょう。
撮影方向で画像濃度が上がったのかと思ってしまいましたが、確認不足です洞察が甘かったと思います。


画像処理の方は記憶がさっぱり起動しなかったのですが資料を確認して蘇りました。
バージョンアップしていなかったStellaimage7はバージョンアップ8をインストールしてみました。今回はコンポジットの自動化を試しましたがこれ便利です。
今まではちまちまと1コマづつ確認しながらの作業でしたが、随分便利になりました。ほかの機能もありますので楽しみです。

そうそう、ホームページ[天体写真の世界]の吉田隆行さんも来られてε180EDで撮影されていました。少しだけお話をさせて頂き良い記念になりました。
ありがとうございました。







ケフェウス座付近

2017年09月26日 | Apo-Sonnar T* 2/135
TOASTの運用とデジカメ現像の記憶を探って試運転(笑)
忘れるのは早いと実感しましたね。


2017.09.24 22時頃撮影  撮影地:世羅西   光学系:Apo-Sonnar T* 2/135 ZE(絞りF2.8) + EOS6D SEO SP4
露出:3分×10コマ(30分) 感度:iso1600 機材:TOAST Pro にてほったらかし追尾

本チャンのエイサスエスエヌ彗星(C/2017 O1)が昇って来るまでの間に撮影。
この辺りの星々は色が多彩に見えて綺麗ですね、やはり気になる領域です。無理をしないあっさりとした露出も良いかもしれません。

同行の星友Yさんがいらっしゃったお蔭でダークを忘れずに帰れました。やれやれ(笑)



Apo-Sonnar T* 2/135 で初めてのモザイク(白鳥座)

2016年09月04日 | Apo-Sonnar T* 2/135
TOAST Pro にて上・中・下3枚を横撮りして短冊状に合成。
全体(333×600)

2016.08.31 20:09~撮影  撮影地:seranisityou 光学系:Apo-Sonnar T* 2/135 ZE(絞りF3.5) + EOS6D SEO SP4
露出:3分×総コマ数35コマ(105分) 感度:iso1600 機材:TOAST Pro にてほったらかし追尾
上から、上(3分×12コマ=36分)・中(3分×12コマ=36分)・下(3分×11コマ=33分)合計105分(1時間45分)


ステライメージで画像処理&色調合せ⇒Photoshop Elements11のPhotomergeにて合成⇒DPPにてトリミング等仕上げ
自己流で3枚の色調を合わしてみましたがここがキモですね。ステライメージの画面上に並べて合わせて行きましたがなかなか合わせどころが難しいです。


良く見ると東西の網状星雲の間のピカリングの三角形も少し写っていますからお空の条件は良かったのかもしれません。(下のコマ露出33分)

大きい画像(900×1621)


結果は初めてにしては全体の色調が上手く合ったったように思います。嬉しゅうして自賛(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ
大きい画像を貼っておきました。


早速再処理して・・・・・「ケフェウス座辺り」

2016年09月03日 | Apo-Sonnar T* 2/135
頑張った総露出時間の割りに・・・・、と言いますか納得いかないので やはり早速再処理その1です (笑)

(900×600)

2016.08.31 22:42~撮影  撮影地:seranisityou 光学系:Apo-Sonnar T* 2/135 ZE(絞りF3.5) + EOS6D SEO SP4
露出:3分×55コマ(165分) 感度:iso1600 機材:TOAST Pro にてほったらかし追尾


画像合成からやり直しです。56コマもあるので、ステライメージで8コマづつのトーナメントコンポジットだったのですが、一コマづつ確認して基本4コマでトーナメントでやりました。
上の写真の黒のフチはTOAST Proのガイドずれです。かなりです。3時間弱の間にXY軸ともこんなにもズレてしまっていました。これではクオリティーが台無しです。
結局、ずれの激しい一コマ外して55コマ(2時間45分)で再処理しました。

結果イメージに近付いてきました。カブリ処理もあっさりと済ませました。

ポータブル赤道儀ではこれほど長時間の追尾精度を想定していないのでしょね。やはりほったらかし追尾には限界があり運用には丁寧な処理作業が前提ってことが解りました。


(900×1350)





ボチボチと次の在庫へ進めます


やっと撮影に行ってきました(ケフェウス座辺り)

2016年09月02日 | Apo-Sonnar T* 2/135
6月2日からまともな事が出来ていませんでしたので、なんと90日振りの撮影となりました。

高気圧のない変な気圧配置ですが秋を思い出させる透き通った空です。しかしいつもの県北は雨が通過の予報ですからやっぱり変です。
星友の星撮りごんべいさんを誘って、仕方なく光害の影響のあるエリアへ・・・・


2016.08.31 22:42~撮影  撮影地:seranisityou 光学系:Apo-Sonnar T* 2/135 ZE(絞りF3.5) + EOS6D SEO SP4
露出:3分×56コマ(168分) 感度:iso1600 機材:TOAST Pro にてほったらかし追尾


0時位まで晴れそうですが、やってみました2式セット。
①メインは久々のε130Dオートガイド+EOS60D SEO SP4
②サブ機はTOAST Pro ほったらかし追尾 + EOS6D SEO SP4 + Apo-Sonnar T* 2/135 ZE



狙った主な対象は①は「まゆ星雲」で、②は「ケフェウス座辺り」を
露出時間はたぷりと①:120分 ②:180分を掛けてみました。

昨日から画像処理をあ~~の!こ~~のやっていましたが、なんかイメージが違います。きちゃないのです。
ちょと限界。アップしちゃいます。

まゆ星雲も思ったほどに美しくありませんし、カブリ処理もかなりです。やはり県北かなぁ~!
flatもdalkも課題がありそうですし、これだけコマ数があるとコンポジットも精度が足りない気がするし!

↑の「ケフェウス座辺り」 2時間48分分です。露出時間の割りになんか消化不良・・・・再処理します。再処理その2 その3・・・・(笑)



間が空くと手順を忘れています

2015年12月09日 | Apo-Sonnar T* 2/135
7(月)は久しぶりの晴天の予報でしたので近場で撮影をば行いました。
メインは明け方のカタリナ彗星ですが、ファーストライトを逃していたApo-Sonnar T* 2/135をオリオン座へ向けました。


2015.12.07 23:16~撮影  撮影地:seranisityou 光学系:Apo-Sonnar T* 2/135 ZE( F3.2 )+EOS6D SEO SP4
露出:3分×12(36分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + QHY5L-Ⅱ PHDガイディング


2ヶ月振りのセティングは忘れています。一コマ目に到達するのに2時間越えでした。

しかも、オートガイダーのケーブルがツパッテいてテンションが掛かったままの撮影でした。赤径方向に卵型星像を量産してしまいました。
予定の1/3を使っての処理ですがファーストライトと言う事に!!チャンチャン(笑) よい夜空を見れたので良しとします。

画像処理も忘れて・・・・怪しい処理でしたぁ~


→ → → → → →

ブログカテゴリーの新設ですが・・・

2015年10月23日 | Apo-Sonnar T* 2/135
当夜は霧が発生し霞んだり晴れたりで、滲んだコマを量産するコンディションでした。
良さそうなコマを選んでコンポジットしましたが、スカッとしません抜けが悪い。何よりも露光時間も予定180分の1/3ですし・・・・・・

Apo-Sonnar導入記念としてのファーストライトはやり直しです。その時のための備忘録UP!!。
 「ヒアデスから北へ」狙いは分子雲で~~残念! 

2015.10.21 23:49~撮影  撮影地:syoubarasi takanotyou 光学系:Apo-Sonnar T* 2/135 ZE( F3.2 )+EOS6D SEO SP4
露出:4分×16(64分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + QHY5L-Ⅱ PHDガイディング


無理しています。滲んだ雰囲気なのかどうかも判りません(笑)

言い訳ついでに・・・フラットも出来損ない(涙)



あ・あ~ぁ~!