Hiro*のStarlight Note

デジタル天体写真初心者の奮闘を綴る備忘録です
2013年春ポタ赤で再発し14年秋オートガイド導入、装備だけ完全再発!

12月10日の 46P/ウイルタネン彗星

2018年12月11日 | 話題の現象(彗星など)

2018.12.10 21:16~撮影  撮影地:seranisityou 光学系:ε130D 430mm F3.3 + EOS6D SEO SP4
露出:80秒×20コマ(26.6分) 感度:iso3200 機材:Vixen SXP赤道儀 + QHY5L-Ⅱ PHDガイディング
( 6Dフルサイズで約860mm相当に拡大トリミング )



毎度ですが移動する彗星は露出時間に悩みます。悩んでも計算してみるなんてしません。”勘”です。430mm、iso3200で露出80秒で臨みました。(笑)

太陽と地球とウイルタネン彗星の位置関係でイオンの尾は彗星の向こう側へ伸びているのだと思います。僅かにらしきものが見えます。
12/13が近日点通過。12/16が地球最接近ですので昨夜ももう近い。とても大きく見えていました。双眼鏡で位置を確認できたので、その後は裸眼でしっかりと捉えることが出来ました。

近づいている感じです。直径1度以上はあろうかろ思います。でっかい球状星団のようにも見えました。
同行の星友Yさんも”久々の肉眼彗星だ~”と!私も”確かにそうだ!”納得でした。

1時に撤収しましたが、久々の素晴らしい夜空を拝むことができました。
もう一週間の間で撮影のチャンスがあれば吉です。あぶられた後の振る舞いがどうでしょうか?


当日の撮影日記です。

夕刻より快晴の天候で、明るい内に現地で設営をして待つ予定でしたが、野暮用で天文薄明終了頃到着になってしまいました。
爺の眼では暗いところでのUSBジャックのなどの差し込みが苦手です(笑)逆しで入らぬぅ。あたふたしてセッティングが終わるころ、星友Yさんが到着されました。
”今日は良さそうですね!”と夜空を見上げて・・・・
事実、この撮影地では上位級の部類の条件となってきました。”こやぁ~え~どぉ!”

風がない分、夜露は中程度あり、気温は深夜でマイナス4度あまりまで下がりました。寒さに"応えた~"
透明度は10段階で8か9位でまずまず状態でありました。

撮影の方は、一時PHDガイディングがストライキ(たぶん接触不良、信号の断線)を起こしましたが、他にさしたるトラブルもなく順調な撮影ができました。

彗星で復帰、400mm域のレンズは彗星ばかり撮っています。星野写真はほゞ一年ぶりです。画像処理も含めて撮影手順も慣らし運転中です。



サドルはstarアライメントするには丁度良いですし、ピント出しや、isoや露出時間を試し撮りするにはもってこいです。
この日はチョイと中途半端に4コマも撮影。


2018.12.10 20:13~撮影  撮影地:seranisityou 光学系:ε130D 430mm F3.3 + EOS6D SEO SP4
露出:3.5分×4コマ(14分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + QHY5L-Ⅱ PHDガイディング


露出が足りない分は仕方ない。久々の作品バージョンの画像いじり。表情が豊富な領域は難しい。







最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (yotoumushi555)
2018-12-12 17:45:36
肉眼で見える(見えた?)彗星なんていつ以来でしょうか。
尾が見えないのはちょいと寂しいですが、
1月になり彗星の向きが変わり少しでも尾が見えるようになればと祈っております。
寒さの厳しい時期ですが又撮りに行きましょう。
返信する
yotoumushi555さんへ (hiro-2415)
2018-12-12 22:19:26
ラブジョイ彗星は見えていたように思います。
寒かった!
尾を見せるとすればおっしゃるように角度が変わる年明け頃を期待ですかね。

年内にもう一度。お願いします(笑)
返信する

コメントを投稿