Hiro*のStarlight Note

デジタル天体写真初心者の奮闘を綴る備忘録です
2013年春ポタ赤で再発し14年秋オートガイド導入、装備だけ完全再発!

12/15深夜のウイルタネン彗星

2018年12月16日 | 話題の現象(彗星など)
13日に近日点を通過し地球に最接近です。
17日のプレアデス星団との接近を前にコントラストの綺麗な姿を真っ暗な空の下で撮影したいと思っていました。
皆さんもそうだと思います。


2018.12.15 23:58~撮影  撮影地:miharasi 光学系:Apo-Sonnar T* 2/135 ZE(絞りF3.2) + EOS6D SEO SP4
露出:1.5分×6コマ(9分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + QHY5L-Ⅱ PHDガイディング
DNGonverter CameraRAW RAP2 Stellaimage8 Adobe Photoshop cc 恒星基準でコンポジット


当夜もチャンスでした。
上弦の月の月没は0:06です。ウイルタネン彗星の南中は22:25頃。

処理はカブリ補正をして一回りトリミングして仕上げましたが、ここの空では仕方がないでしょう。


・・・・当夜の撮影記・・・・
当夜は町内会の集会があり夕方か出席の用事です。帰宅は20時半くらいなのでそれから出動しても間に合うと予定。
しかし、集会が長引き疲れて帰宅したのが21時半でした。
GPV気象予報は雲量60%~30%位を予測して深夜は20%くらいで撮影の可能性を示していました。

自宅玄関先で見上げるとプレアデス星団が天頂に近づいていました。”寒い!””ぼわ~~とした薄雲の夜空”。
自宅は住宅地で結構な光害地です。瀬戸内海沿岸部ですから光害マップLight pdlution mapの黄色のところです。

”ここじゃぁ~なぁ~”
元気が出ません。
防犯灯の下です、電線が上空を南北に覆っています。工場やナイター設備など夜空を照らす施設に囲まれていますので、撮影は考えられないところ。
ご近所の壁や屋根が空を隠していて。防犯灯の明りの横に北極星が見えます。


南中後、30分もしないうちに電線があり3本の電線を約1時間くらいかけて乗り越えて行かなければなりません。
ウイルタネン彗星の南中は22:25頃。機材を積み込んで1時間かけて遠征してそれからセティンング・・・・考えると気分が消沈してしまいました。

考えてみれば”自宅前”初めての撮影地(笑)です。室内からコードリールが届く、・・・・これは快適です。
結果は、予想外に晴れました。
カブリ処理は未完成ですが撮れました。






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2 コメント

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こんばんは (yotoumushi555)
2018-12-16 21:21:16
まずは撮れて良かったですね!
ど迫力のでかい彗星で隣のプレアデスが小さく見えます。
もっと暗い空でと言うのは人情ですが、
年齢を考えるとお互いあまり無理はできません。
忙しい中でも撮れたので言うことなしでしょう。
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yotoumushi555さんへ (hiro-2415)
2018-12-17 10:35:57
記念の一枚が撮影できて良かったです。
尾が見えないショボイ彗星は近づいて大きい姿を見せていましたが、プレアデス星団の近くにすり寄っただけで立派なコラボになりました。
去っていく1月には暗く小さくなるけど尾を見せてくれればいいと思います。
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