Hiro*のStarlight Note

デジタル天体写真初心者の奮闘を綴る備忘録です
2013年春ポタ赤で再発し14年秋オートガイド導入、装備だけ完全再発!

12月5日の 46P/ウイルタネン彗星

2018年12月07日 | 話題の現象(彗星など)
速報性はなし!今日になってやっと処理が出来ました。


2018.12.05 20:31~撮影  撮影地:uneyama 光学系:ε130D 430mm F3.3 + EOS6D SEO SP4
露出:1.5分×10コマ(15分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + QHY5L-Ⅱ PHDガイディング
( 6Dフルサイズで約860mm相当に拡大トリミング )


イオンの尾が見えているとの報告もあるので想定して構図を取りましたが、ご覧のとおり無理でした。
運よく連続30分分のメトカーフ処理もできましたが、カブリも増幅され15分のこれと大した差がありませんでした。
天候と撮影地と条件は厳しいです。撮れただけ”良し”とします。

収穫は設営など段取りがバッチリだったことでしょうか。
例年12月は冬型の天候はチャンスが希少です。パッと行ってサッと撮れればいいですが晴れてくれることを期待するしかありません。





当日の撮影日記です。

当日15時台のアストロGPV気象予報は夕刻から雲量が20%~40%で雲が去来し、21時台には70%、以降はドン曇りの予報でした。
もちろん、モチベーションは諦め気分でおりましたが、16時の空は”青く晴れているじゃん!”
今から一式積み込めば薄明終了に間に合うかもと、僅かな望みで走らせました。

で!到着

やはり”とつぶやきながら”運が悪かったかは21時ころ判る!”と言い聞かせてセッティング開始しました。
なんと北方向は雲も無く、極軸セティンングのもスイスイ。3starアライメントもスイスイ。ピントだしOK。starbookTENとの同期もOK。
東天に向きを変えてPHDガイディングも無風でバッチリ!。さぁ~大丈夫とここまで薄明終了30分前には出来ていました。自己最速でした。

雲は!
撮影開始後の写真ですが↓のようで、東方向の福山・尾道方面の光害の真上はダメです。被って見えていませんでしたが導入できていました。


雲の切れ間から数コマでも撮影出来たら良いと思っていましたので、90秒iso1600で連続撮りまくりました。当然カブリまくりの量産です。
結局、薄雲は去来するものの曇らずに2時間余り80コマ以上撮り続けました。
高度を上げて約30度、20時台になるころにはヒストグラムもまあまあで、でも抜けは今一ですがとりあえずゲット。

明るさ調整してみるとウイルタネン彗星がいます


canonEF17-40mm F4 13秒 iso1600 固定撮影

21時台撤収としました。沢山撮れた遠征でした(笑)。


次回チャンスがあれば、できればもう少し北の世羅西辺りまで逃れたいですが、冬型では厳しい面もあります。
ウイルタネン彗星が高度を上げて増光してきますのでこれに期待です。



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2 コメント

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こんばんは (yotoumushi555)
2018-12-08 18:42:47
頑張ってゲットされ良かったですね。
できれば快晴の空でといきたいところですが、
この時期撮影できただけでも「よし!」でしょうか。
月齢が大きくならない内にもう一度撮影できれば良いですが、
祈っております!
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yotoumushi555さんへ (hiro-2415)
2018-12-09 11:34:35
GPV気象予報が更新される度に晴れ間の具合が変わります。
撮影のチャンスが少し増えたように思います。頑張って行きましょう。
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