2018.11.13 22:04~撮影 撮影地:uneyama 光学系:ε130D 430mm F3.3 + EOS6D SEO SP4
露出:4分×10コマ(40分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + QHY5L-Ⅱ PHDガイディング
DNGonverter CameraRAW RAP2 Stellaimage8 Adobe Photoshop cc
( 6Dフルサイズで約1600mm相当に拡大トリミング )
当夜は月没の時刻は21:43でした。
21:50過ぎにはスイフト・ゲーレルス彗星(46P)が子午線越えをして西天に回るのを待って導入し、ガイディング準備完了、撮影を開始しました。
露出時間は30分以上を目指しました。風も収まり条件が良くなってきましたので少し露出を延ばしてみました。移動しているだろうと思っていましたが、ご覧の通りでした。
はっきりとした核、広がったコマが美しいグリーンです。
10.6等星の予測ですが結構明るく撮れていて満足の一枚となりました。
当日の撮影日記です。
計画の対象天体はスイフト・ゲーレルス彗星(46P)とウイルタネン彗星(46P)
月没が21:42で南中1時間前のウイルタネン彗星(46P)を狙うか?
21:50過ぎに子午線越えをして西天に回るスイフト・ゲーレルス彗星(46P)を撮るか?
その時は両天体の空は良く晴れています。
結果は低空低いウイルタネン彗星を先に撮っておくべきでした。
なぜか当日のPHDガイディングのアライメントがとてものんびりで時間がかかっていたのです。
ε130Dが西天に向いていたこともあり、ウイルタネン彗星のために東に向き変えてアライメントの取り直しをする手間を惜しんでしまったのです。
そんな訳で、22:04から子午線越え直後のスイフト・ゲーレルス彗星を天頂へ向けて撮影している内に、南から雲が迫って来てウイルタネン彗星はずっと雲の中~~~。チャンチャン♪
しかし、スイフト・ゲーレルス彗星は良く写ってくれました。
写真は6Dフルサイズで約1600mm相当に拡大トリミングしたものです。流石に40分の露出では移動が顕著です。
Stellaimage8のメトカーフコンポジットのお蔭で良い写真に仕上げてくれました。
12月、ウイルタネン彗星が通り抜ける姿を処理する練習が出来ました。
今日も一日、所要の合間を見ては星撮りのことを色々整備していました。
プリントもして、久々にインクジェットのインクの飛び具合をみて、安心したり(笑)
そう12月を楽しみましょう。よろしくお願い致します。