
昭和記念公園の冬です。
いかにも冬の真ん中です。
何もかも眠りの中です。
・・・・・・
鉢の椿蕾がかたくて白うなつて 放哉
低い戸口くぐつて出る残雪が堅い 放哉
汀にたまる霰見て温泉の村に入る 放哉
(俳句という短い形式ですと、きりとった風景がいかなるものか作者と読者とでは読みとり方が大きく違うこともあり、作者の思い入れと、読者の読みとり方とは大きな温度差があるのでしょうね。そんな気がします。放哉の句を読んでいると、何を言いたいのか、自分だけ分かっていて、見えてこない、そんな句にであいます。山頭火は言葉のリズムとか破調によって心象風景が見えてきますが、放哉はそれすらも悟られないようしているようにも思えます。でも、素人の思うこと、何の根拠もありませんん。)
・・・・・
雪降らず不安の風吹く空の色 あきオジ
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いかにも冬の真ん中です。
何もかも眠りの中です。
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鉢の椿蕾がかたくて白うなつて 放哉
低い戸口くぐつて出る残雪が堅い 放哉
汀にたまる霰見て温泉の村に入る 放哉
(俳句という短い形式ですと、きりとった風景がいかなるものか作者と読者とでは読みとり方が大きく違うこともあり、作者の思い入れと、読者の読みとり方とは大きな温度差があるのでしょうね。そんな気がします。放哉の句を読んでいると、何を言いたいのか、自分だけ分かっていて、見えてこない、そんな句にであいます。山頭火は言葉のリズムとか破調によって心象風景が見えてきますが、放哉はそれすらも悟られないようしているようにも思えます。でも、素人の思うこと、何の根拠もありませんん。)
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雪降らず不安の風吹く空の色 あきオジ
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