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あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

けふもいちにちあるいてきた  山頭火

2009-05-29 06:56:00 | 日記


バラ展

花の写真も花菖蒲まで
小休憩という感じでしょうか。
でも、こまかく見ていくと
けっこう楽しめる場所もありそうです。
何もない風景を楽しめるようにならないといけませんね。

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今日の山頭火

けふもいちにちあるいてきた  山頭火

山頭火ファンの中には代表作としてあげる人もいるかもしれませんね。
でも、山頭火の全貌を知る人には理解できるでしょうが
この句に初めてであった人にはどのように感じられるのでしょうか
読む人が相当に句に擦り寄って、
解説書などの手助けをかり
読み取らなければ
何も浮かんでこないでしょうね。
山頭火にはそんな傾向が強い。
だから好き
その緩み方がいい
いや乱丁こそが山頭火など
いろいろあるけれど
苦手なら言葉を発することなく
立ち去ればいい。
最近は、そう思っています。

子規が刈り取り機で実りの平原を刈り取ってしまったので
残された人たちは、取り残された畑で
細々と・・・・・
あるいは、新しい畑を開発しようと懸命
何か、素人オヤジにはそのように見えるのです。

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柵(くへ)越しに麦(むぎ)食(は)む小馬のはつはつに相見し子らしあやに愛(かな)しも
 
【意味】

 柵越しに少しだけ麦を食う小馬のように、ほんの少しだけ会ったあの娘が無性に愛しくてたまらない。

 このような素朴な歌がいいですね。愛らしく、おおらかで、広々とした草原とか
乾いた空気とか、村娘でしょうか、赤い頬の少女とのできごとを思い出している。
いいですね。
簡単明瞭な歌、それが出発にふさわしい。

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朝のひとりごと

椅子に背をもたれると眠くなる。
「眠い」とは
何もないこと
何もないことは幸運
そんな勝手なことを考えています。

天気もそこそこお出かけください。

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