<T1077/2009/A162/S070>
1ヶ月フリーパス{MFP03}
一日3本目なので、だいぶ疲れてきたーー。
本作は芥川龍之介原作の「藪の中」に出てくる多襄丸という盗賊が主人公。
主演は小栗旬。
気になったのは、タイトルロールで一番最初に出てくるのが
「プロデューサー 山本又一朗」。
有名プロデューサーですが、そこまで目立たせなくてもいいんじゃないの。
2009年製作の時代劇系アクション・ロマンス、131分もの。
あらすじ・・・今回はシネママガジンさんから引用させてもらいましたが、
超詳しいので反転モードで・・・
戦乱の世が近づく室町末期。
次期管領職を約束された名門・畠山家の長男・信綱(池内博之)と、次男・直光(小栗旬)の仲を引き裂いたのは、八代将軍・足利義政(萩原健一)の一言だった。先ごろの流行り病で亡くなった大納言の娘・阿古姫(柴本幸)を妻に娶り、その財産を受け継いだほうを管領職に就ける、という突然のお達し。義政の狙いは、大納言が遺した金塊を手に入れることだったが、兄弟の幼馴染である阿古姫は、今は直光の許嫁になっていた。
このままでは、本来自分のものになるはずの畠山家の家督も管領職も、弟に持っていかれてしまうと焦った信綱は、「阿古と一緒になれさえすれば、金塊も家督もいらない」という直光の言葉を信じられず、阿古姫を襲い、力ずくで自分のものにしてしまう。
それを知った直光は、すぐさま阿古姫を取り戻すが、兄を敵に回し、追っ手を放たれる身に。阿古姫は、自分と一緒では死ぬまで追われることになると、信綱のもとに戻ろうとするが、直光は「死ぬときは二人一緒」と、阿古姫を連れて逃げる。付き従ったのはわずかな家来のみ。幼少時代からの忠臣・景時(近藤正臣)と、幼い頃、屋敷に盗みに入って捕らえられ、直光に助けられて以来、畠山家の家臣として兄弟同然に育ってきた桜丸(田中圭)……。
しかし翌日には、景時は何者かによって無残に切り殺され、桜丸も行方知れずになっていた。
二人だけで山道を行く直光と阿古姫。そこに現れたのは、巷にその名を轟かす大盗賊・多襄丸(松方弘樹)だった。直光は必死に阿古姫をかばおうとするが、多襄丸の一撃に気を失ってしまう。
気づいたときには藪の中、木の根方に縛りつけられ身動きのできない状態で、直光は衝撃的な光景を目の当たりにする。すでに多襄丸に手をかけられた様子の阿古姫。その阿古姫をなおもかき口説く多襄丸。すると阿古は多襄丸に身を寄せて、耳を疑うような言葉を口にする——
「あの人を殺して」と。私と一緒になりたければ今すぐ直光を殺せとせきたてる阿古姫に、一瞬生じた多襄丸の迷い。その隙を突いて逃げ出した阿古姫を呆然と見送る直光。さすがに哀れと思った多襄丸が直光の縄を解き、阿古姫を追おうとしたその瞬間、直光は手にした小刀で多襄丸をひと突きにする。
虫の息の多襄丸は、「多襄丸を殺した者が、次にその名を受け継ぐ定め」と言い残し、多襄丸の証である浪切の剣を直光に託して息絶える。剣を背に放心状態で山中をさまよう直光は、道兼(やべきょうすけ)率いる野盗の一団に取り囲まれ、問われるままに名を名乗る——「俺は……多襄丸だ」。
大盗賊の名を聞いた野盗たちは多襄丸を頭と仰ぎ、祭り上げられた直光は「多襄丸」としての人生を生き始める。それは、心の赴くままに生きる、自由で気ままな暮らしだった。やがて聞こえてきたのは、兄・信綱の急死。そして、 “弟・直光”がまもなく管領職に就くという噂。一路、屋敷に急いだ多襄丸は、そこで、思いもかけない光景を目にする。直光を名乗っていたのは、桜丸。その偽・直光の妻に納まっていたのは、阿古姫だった。偽・直光に捕らえられ、処刑を待つ身となった多襄丸。そこへ盗賊・多襄丸を追って所司代が屋敷に現れ、多襄丸たちはお白州にかけられることになる。
そこで次々に明かされていく驚くべき事実。桜丸の策略、その裏で糸を引く将軍・義政の目論見、道兼が見たという藪の中の出来事、そして阿古姫の告白……。
多襄丸がその目で見、その耳で聞いたはずの真実がひとつ、またひとつと覆されていく——!
ココからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
●桜丸は身分の無い子だったけど、直光に召抱えられ家来に・・・
しかし、いつの間にか将軍に気に入られ、欲が出てきちゃったのね。
●直光の家臣らをバッサバッサと斬っちゃうし、
信綱もあっさり惨殺・・・で、
偽・直光に成りすまし。
●哀れなのが、阿古姫・・・
許婚の兄・信綱にやられちゃうし、
松方・多襄丸にもやられそうになっちゃうし・・・
逃げ帰った都では、偽・直光の妻の座に付いたので、桜丸にもやられた?った事?
●それにしてもオチャメな松方・多襄丸・・・阿古姫には逃げられるし、
直光には殺されちゃうし・・・。
最近、時代劇でカブいてる役が多いのか・・・
大河ドラマ「天地人」の徳川家康役も、ちょっとやり過ぎ演出では????
まっ、派手さが魅力の人だけど。
●主人公の直光・・・
長男以外は家督を継がないから自由奔放に生きてきたからって、
ちょっとセリフ・口調が現代風・・・
とってもセットがシンプルで古臭いのに違和感があった。
●二代目多襄丸を襲名しちゃった直光の部下になった野盗の一団・・・
何故か歌や踊りがラップ調。
●お話のほうは、お白洲で・・・
桜丸の成りすましがバレるけど、将軍はもちろん黙認・・・
実は大納言家の財宝を狙ってたらしいが、そんなもんは存在しなかったのね。
直光は桜丸を討ち取り、家督は家来に譲り、
阿古姫と共に旅に出たんだっけ!!!
★松方・多襄丸の出てきたあたりは黒澤監督の「羅生門」みたいな雰囲気・・・
おおげさな演技をする松方さんが光ってたね。
★途中、流行り病の人を処分する「地獄谷」?のシーンがあったけど・・・
阿古姫と直光も谷底へ・・・
ここの部分だけ、イマイチ現実離れしてて、意味不明だった。
★シンプルそうな話だけど、
実は裏切り・嘘・陰謀・愛情の裏返し・・・なんかが入り混じる展開。
手のひらを返して裏切る人の演技がポイントだったけど・・・
わざとらしいと言えばわざとらしかった。
ここまでネタバレ注意↑
ひらりん的この映画の関連作は・・・
そういえば小栗旬の作品はあまり観てないなー。
テレビドラマも不良(学生)役より、普通の青年役が似合うと思うけど・・・
お気に入りは・・・「キサラギ」
ということで今回は・・・
古典的度・・・
なんかアンバランスな時代劇だったような・・・。
●文末にブログランキングの宣伝を・・・・・・・・・・・
最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
ひらりん同様「小栗旬には期待してる!!」
というあなた・・・
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2009年製作の時代劇系アクション・ロマンス、131分もの。
あらすじ・・・今回はシネママガジンさんから引用させてもらいましたが、
超詳しいので反転モードで・・・
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次期管領職を約束された名門・畠山家の長男・信綱(池内博之)と、次男・直光(小栗旬)の仲を引き裂いたのは、八代将軍・足利義政(萩原健一)の一言だった。先ごろの流行り病で亡くなった大納言の娘・阿古姫(柴本幸)を妻に娶り、その財産を受け継いだほうを管領職に就ける、という突然のお達し。義政の狙いは、大納言が遺した金塊を手に入れることだったが、兄弟の幼馴染である阿古姫は、今は直光の許嫁になっていた。
このままでは、本来自分のものになるはずの畠山家の家督も管領職も、弟に持っていかれてしまうと焦った信綱は、「阿古と一緒になれさえすれば、金塊も家督もいらない」という直光の言葉を信じられず、阿古姫を襲い、力ずくで自分のものにしてしまう。
それを知った直光は、すぐさま阿古姫を取り戻すが、兄を敵に回し、追っ手を放たれる身に。阿古姫は、自分と一緒では死ぬまで追われることになると、信綱のもとに戻ろうとするが、直光は「死ぬときは二人一緒」と、阿古姫を連れて逃げる。付き従ったのはわずかな家来のみ。幼少時代からの忠臣・景時(近藤正臣)と、幼い頃、屋敷に盗みに入って捕らえられ、直光に助けられて以来、畠山家の家臣として兄弟同然に育ってきた桜丸(田中圭)……。
しかし翌日には、景時は何者かによって無残に切り殺され、桜丸も行方知れずになっていた。
二人だけで山道を行く直光と阿古姫。そこに現れたのは、巷にその名を轟かす大盗賊・多襄丸(松方弘樹)だった。直光は必死に阿古姫をかばおうとするが、多襄丸の一撃に気を失ってしまう。
気づいたときには藪の中、木の根方に縛りつけられ身動きのできない状態で、直光は衝撃的な光景を目の当たりにする。すでに多襄丸に手をかけられた様子の阿古姫。その阿古姫をなおもかき口説く多襄丸。すると阿古は多襄丸に身を寄せて、耳を疑うような言葉を口にする——
「あの人を殺して」と。私と一緒になりたければ今すぐ直光を殺せとせきたてる阿古姫に、一瞬生じた多襄丸の迷い。その隙を突いて逃げ出した阿古姫を呆然と見送る直光。さすがに哀れと思った多襄丸が直光の縄を解き、阿古姫を追おうとしたその瞬間、直光は手にした小刀で多襄丸をひと突きにする。
虫の息の多襄丸は、「多襄丸を殺した者が、次にその名を受け継ぐ定め」と言い残し、多襄丸の証である浪切の剣を直光に託して息絶える。剣を背に放心状態で山中をさまよう直光は、道兼(やべきょうすけ)率いる野盗の一団に取り囲まれ、問われるままに名を名乗る——「俺は……多襄丸だ」。
大盗賊の名を聞いた野盗たちは多襄丸を頭と仰ぎ、祭り上げられた直光は「多襄丸」としての人生を生き始める。それは、心の赴くままに生きる、自由で気ままな暮らしだった。やがて聞こえてきたのは、兄・信綱の急死。そして、 “弟・直光”がまもなく管領職に就くという噂。一路、屋敷に急いだ多襄丸は、そこで、思いもかけない光景を目にする。直光を名乗っていたのは、桜丸。その偽・直光の妻に納まっていたのは、阿古姫だった。偽・直光に捕らえられ、処刑を待つ身となった多襄丸。そこへ盗賊・多襄丸を追って所司代が屋敷に現れ、多襄丸たちはお白州にかけられることになる。
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松方・多襄丸にもやられそうになっちゃうし・・・
逃げ帰った都では、偽・直光の妻の座に付いたので、桜丸にもやられた?った事?
●それにしてもオチャメな松方・多襄丸・・・阿古姫には逃げられるし、
直光には殺されちゃうし・・・。
最近、時代劇でカブいてる役が多いのか・・・
大河ドラマ「天地人」の徳川家康役も、ちょっとやり過ぎ演出では????
まっ、派手さが魅力の人だけど。
●主人公の直光・・・
長男以外は家督を継がないから自由奔放に生きてきたからって、
ちょっとセリフ・口調が現代風・・・
とってもセットがシンプルで古臭いのに違和感があった。
●二代目多襄丸を襲名しちゃった直光の部下になった野盗の一団・・・
何故か歌や踊りがラップ調。
●お話のほうは、お白洲で・・・
桜丸の成りすましがバレるけど、将軍はもちろん黙認・・・
実は大納言家の財宝を狙ってたらしいが、そんなもんは存在しなかったのね。
直光は桜丸を討ち取り、家督は家来に譲り、
阿古姫と共に旅に出たんだっけ!!!
★松方・多襄丸の出てきたあたりは黒澤監督の「羅生門」みたいな雰囲気・・・
おおげさな演技をする松方さんが光ってたね。
★途中、流行り病の人を処分する「地獄谷」?のシーンがあったけど・・・
阿古姫と直光も谷底へ・・・
ここの部分だけ、イマイチ現実離れしてて、意味不明だった。
★シンプルそうな話だけど、
実は裏切り・嘘・陰謀・愛情の裏返し・・・なんかが入り混じる展開。
手のひらを返して裏切る人の演技がポイントだったけど・・・
わざとらしいと言えばわざとらしかった。
ここまでネタバレ注意↑
ひらりん的この映画の関連作は・・・
そういえば小栗旬の作品はあまり観てないなー。
テレビドラマも不良(学生)役より、普通の青年役が似合うと思うけど・・・
お気に入りは・・・「キサラギ」
ということで今回は・・・
古典的度・・・
なんかアンバランスな時代劇だったような・・・。
●文末にブログランキングの宣伝を・・・・・・・・・・・
最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
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地獄谷はやけに低かったですね~。
多襄丸も阿古姫も落ちたのにケガもしてないし~。
私も小栗くんの映画で一番のお気に入りは「キサラギ」です♪