「ラストキス」

<2008/A037/S021>

こないだ観た「ジャンパー」に出てた子、レイチェル・ビルソン繋がりの１本。

彼女は人気テレビドラマでブレークして、大人気らしいね。
ひらりんも気に入ってしまいましたが、まだまだ映画界進出はこれから・・・というところ。
しかし、この作品・・・
他の出演者がパッとしないためか・・・日本では劇場未公開作。
原題も「THE LAST KISS」。
２００６年製作の群像系ラブ・コメディ・・・１０４分もの。

あらすじ・・・今回はオンデマンドＴＶさんより引用させてもらいました。
付き合って3年のジェナとマイケル。カノジョは、1日も早く結婚して家庭を築きたい！カレは1日でも長～く、幼馴染たちと楽しく独身生活をエンジョイしたい！― その矢先、カノジョが妊娠！いつかは結婚しようと思っていたものの、突然の出来事で不安を隠せないマイケル…。ある日、友人の結婚式で出会った女性に声を掛けられ、期待に胸膨らませる！ほんの火遊びのつもりが、思わぬ方向へ進んでいき…。

ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね）
出来ちゃった婚を迫られるあまり、
ついついマリッジブルーで、女子大生の可愛いオネエチャンの誘惑に負けちゃうマイケル。
主人公がぱっとしない・・・と書いたけど、
マイケル役はザック・ブラフ、
ジェナ役はジャシンダ・バレット、
何故か？さえない主人公を誘惑する女子大生キム役にレイチェル・ビルソン。
マイケルは子供が出来て・・結婚・・家庭が出来て・・平凡な暮らし・・・
という路線が、良くも悪くも見えてきてるが・・
マイケルの悪友三人は・・・これまたそれなりのエピソードな人生を歩んでるのね。
1人は、彼女にフラれ、ストーカーまがいの事までした挙句、旅に出ると言い出すし・・・
1人は、一日中ヤリまくれる女を見つけるが、両親を紹介されそうになって逃げ帰ってくるし・・・
も1人は、妻子持ちだけど、育児に忙しい妻とはケンカばっかり・・・
我慢の限界で、離婚だ・・・なんて、ぼそぼそ言ってたのが、クリス役のケイシー・アフレック。
この人、気の弱そうな役をやらせたら、ピカイチだねっ。
そんなこんなの友達のエピソードも交えながら進んでくストーリー。
マイケルは相当のプレッシャーで、ついつい息抜き程度にキムに会いに行っちゃうのね。
そして、ジェナに嘘ついてパーティに繰り出しちゃったのが運の尽き。
ベッドに誘われるが、ここは正気にかえり、一線は越えないが・・・
ジェナに偽のアリバイがバレて、大激怒をくらうマイケル・・・
ここでちゃんと謝っとけば、上手く収まったのに・・・
またまだキムに会いに行ってしまうマイケル・・・そして一泊・・・
翌朝、ジェナの実家に迎えに行くと、
彼女の両親が、正直に話せば分かり合える・・・なんて事言うもんだから、
正直に、一回目はキスだけだったけど、追い出された後にヤッちゃった・・・
なんて話しちゃうもんだから、さあ大変。
超激怒して家に逃げ帰るジェナを追いかけるが、玄関先でシャットアウト。
ご近所さんの迷惑もかえりみず、玄関先に座り込み・・・
夜は寒いわ・・・
雨は降ってくるわ・・・
ご近所さんは親切で差し入れくれるわ・・・
でっ・・・何とか誠意が伝わって、お部屋に入れてもらったマイケルだったのでした。
というようなお話。

まあ、主人公は真面目そうなんだけど、ついつい血迷った自業自得。
でも人間なんて、平々凡々ではつまらない・・・
ジェナの母親も、生真面目な夫に飽き足らず、熟年不倫に走ったけど・・・挫折・・
自ら不倫を告白して家出するが・・・
すぐに自分の罪を認め、家に戻ってきてたね。
その直後に娘ジェナとマイケルの大喧嘩に遭遇・・・
年の功というか、経験者は語る・・・というか、
的確なアドバイス？？？のおかげで、なんとか元の鞘に納まった・・・という事かなっ。

ひらりん的には、主人公カップルがパッとしない感はあるけど・・・
ジェナの両親の不倫騒動や、
友人連中のドタバタ人生は、なかなか面白く見せてくれてました。
まっこの映画の一番のポイントは、レイチェル・ビルソンちゃんの積極的な誘惑演技。
パッとしない主人公に恋するのは納得行かないけどぉぉぉ。
ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
ジェナの両親役はブライス・ダナーとトム・ウィルキンソンでした。
ブライス・ダナーは、グウィネス・バルトローの実母で「ミート・ザ・ペアレンツ」なんかに出てます。
トム・ウィルキンソンは、「フルモンティ」で踊ったり、「エミリー・ローズ」では悪魔祓い神父してました。




という事で今回は・・・
マリッジ・ブルー度・・・
主人公の頼りなさがイマイチ。
時には嘘を押し通すとか、臨機応変さも生き延びるコツなのかなぁ・・・なんて思っちゃいますね。


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