千代の日記

鬱病を抱えたお師匠さんの奮闘記 (千代の会のHPはhttp://www.chiyonokai.com//)

転機

2016年06月13日 | 日記
 新内の家元にお名前を返上しました。
 (新内を習っていたのをやめたということです)
 理由は体力上の問題です。

 自分のお弟子さん50人以上抱え、個人レッスンなので
 おひとりおひとりのレッスンを大切にし、おさらい会や
 イベントをこなしつつ、それだけでも半端じゃないんです。
 端唄、新内のお師匠様に習って、それぞれの、おさらい会などを
 こなしてゆくことは、今の私の体力では不可能と感じました。
 
 端唄はまだ習って5年目、自分の中の曲のストックがあまり
 ありません。新内は、18年目で、稚拙ですが曲のストックに
 余裕があります。

 ずーーーと、悩んで、悩んだ末、決断しました。

 これからは、教えていただいた曲をしっかり復習し
 お弟子さんたちに間違えのないよう、伝えていかねばと
 思っています。

 で、ふっと思うと・・・・ってこたぁ何かい?
 私が新内の「家元」として一派をたちあげてゆくってことかい?

 ひょえー!!

  な、名前を決めなくちゃ・・・・
 そこで、以前1度だけ、高座に上らせていただいたときの
 インスタントの名前ですが、「三浦屋千代里」にさせていただきたいと
 思います。
 新内で有名な、三浦屋の浦里という花魁の名前をもじったものです。
 「○○家」って落語家さんみたいで、普通、邦楽では使わないのですが
 どうせつけるなら、親しみやすく、斬新な名前がいいじゃない。
 私流で・・・・そう思いました。

 「千代の会」代表 千代 とし、
  端唄名は、今の柏葉すみ先生につけていただいた、「柏葉すみ千代」
  新内名は、「三浦屋千代里」とさせていただきます。
  どうか、皆さま、よろしくおねがいいたします。