ひらけゴマ・ひびけゴマ

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魔法と戦う冒険が始まる

2013-10-17 | ひらがなにほんごで・たからさがし
冒険とは、たとえば
お城の奥深くに、閉じ込められ封印されている
お姫様を救い出すこと

無残にも、何者かによって、閉じ込められた
神聖で、美しく、熱き血潮を持つお姫様が
救い出されるのを、ずっと待っている

そしてある時、姫を救い出す、魔法と戦う冒険が始まる

… 昔からの、どこにもありそうな、物語

… …

子どもの時から、ずっといままで、
自分の中で、何かが苦しみの声をあげているような、
暗黒世界からの脱出口を、必死に求めているような、
かすかだけど力強い感覚が、つねに存在していたのではないか
そうだったのだろうなあと、今になって、わかった

そうだったのか、
青年期からのオレの盲滅法の突進は、今にして思えば
暗黒世界からの脱出口を作ろうとする、あがきだったのだ
多くの仲間が、どこかに存在することを期待しながらの、
そのつど跳ね返されながらの、猪突猛進

そしていま、あらたな学びを得た
三次元地球世界の、恐るべき暗黒の成り立ち、
そこに生きる人類の、恐るべき立場

そしていま、ハッキリとわかった
この世は魔法にかかっているのだということ
この魔法を解消するには
城の奥深くに、閉じ込められ封印されている
姫を救い出すことが必要なこと

姫の神聖で美しい生命力が、世界に希望をもたらす
そして、暗黒世界は終わり、新しい光の世界が始まるのだ
いまこそ、姫を救い出す冒険に乗り出さなければならない

ありがたいことに、神聖なる力が、強烈な光を注ぎはじめた
おかげで、この世を暗黒にしていた魔法の本体は
すでに退散したという
しかし、われわれの心は、まだ魔法にかかったままだ
かけられたままの魔法をなんとか自分の手で打ち破り
冒険に出なければならない

魔法の力は強力だ
恐怖感で、生命力を吸い取られ、身動きできなくなる
しかし、姫の神聖で美しい姿を心に思いつづけることで
恐怖に対抗できる
心にその姿を思えば、魔力は退散し、気力が満ちてくる
そうすれば、今こそ、日ごろ鍛えた理性の力が役にたつ
姫を思いつづけることと、理性の力を頼りに、
恐怖に打ち勝ち、冒険に出るのだ

… というような感じだけど、たぶんこんなことなんだと思う。
(魔法の存在が見えてきたいま、魔力は消え去るしかない。だけど、しばらくのあいだは、自分のなかに埋め込まれた魔法との戦いは、続くのだと思う)


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