ひらけゴマ・ひびけゴマ

ひらがなにほんごで、あたらしいせかいを、つくって、あそぶ

ぼやきたいときは ぼやきながら

2014-07-02 | ひらがなにほんごで・たからさがし




(ぼやきたいときは ぼやきながら)
あさにも たべたんだけど ゆうがた また
わらびが たべたくなって とってきて
たべた うまかった
みぎうでを むしに さされ かゆくて
しかたないのが ごあいきょう

きょうも つかれが だんだん とれていく
かんじを きもちよく あじわう ことが
できていたんだけど せっかちな きもちに
なって しまうのか
あたらしい せかいの すがたが みえない
ことが ものたりないんだろう
ゆったりした きぶんで いられなく なった

それで わらびでも くって おちつこうか
と おもった わけなのだ
わらびが だいこうぶつで ことしは
まだ たべつづけている
すきな ひとは 7がつ いっぱいは
たべているようだ

すきなものを たべると ちゃんと
おちつくんだから ありがたい
これこそ しぜんの めぐみ だな
こーひーも すきだけど こーひー じゃ
こう うまくは おちつかない

あたらしい せかいは じぶんの なかに ある
なんて いわれるけど
まいにち めもがき してると たしかに
だんだんと あたらしい せかいも
みえてくるような きはする
そして おれには みえない ところで
おおきな へんかが すすんでいるんだろうなあ
と なっとく できるような かんじが
たびたび するのも たしかだ

だけど じぶんの うけとっている
そのような いんしょうを いまひとつ
しんじきる ことが できない
それが つらい ところ なんだよね

とか なんとか ぼやきながらも
じつは おれも こころの おくふかくでは
わかって いるんだと おもう
だから わらびを くった くらいの ことで
けろりと げんきが でたり するんだ

あたらしい せかいの ことは
あたまで かんがえたって
こんらん するばかりで だめなんだ
みちびきを もらって いるのは たしか
なんだから いまの いっぽ いっぽを
たのしんでいることしか ない
そして かんがえように よっては
はらはら どきどき すりると さすぺんすの
じつに おもしろい じだいに いきて いるんだ
よろこぶべし なんて いいきかせながら
なんとか がんばってるんだよなあ おれも

… どうも きょうは ぼやきが おおい
まあ とにかく かぜの ふくまま きのむく まま
いいかぜが ふくときばかりじゃないし
いいきぶんの ときばかりじゃないけど
むりせず かっこつけず
わらいたいときは わらい
ばかなことを いってみたいときは ばかを いい
ぼやきたいときは ぼやき
なんでもありの じゆうじざい
まるで さとった ひと みたいに
すでに いじげんの あたらしい せかいに
すんで いる ひと みたいに
すごして いくのが いいのだ