16日の日曜日に天神町にあるパン屋さんに行った折り、岡山神社に参拝をしました。
天気は良かったのですが余りの寒さに凍えそうでした。
一月も半ばを過ぎるとさすがに参拝者も少なくて、私たちもゆっくり参拝し写真を
撮ったりすることが出来ました。
上方写真のように神社はいかにも豪壮で威圧感がありながら優美な外観を呈していて
見る者をして厳粛な気持ちにせしめるようです。
岡山神社といえば創建されたのが貞観(じょうがん)年間と伝えられているそうですが
貞観という年号はどうやら隣国中国の唐時代の年号らしく、627年から649年ということ
です。換言すれば7世紀前半に建てられたといえるでしょう。
宇喜多氏以来は岡山城の守護神として信仰され、当初は「酒折宮(さかおりぐう)」と
呼ばれていたそうです。宇喜多氏の岡山城築城に伴い、現在地に移転したようです。
写真の門は随神門(ずいじんもん)と呼ばれ、1745年池田継政によって建造され、
岡山空襲でも焼け残った数少ない江戸時代の建物であり、いわばあの忌まわしい
戦争の生き証人と言えるかもしれません。
現在の社殿は、昭和33年に本殿そして昭和50年に拝殿が再建されております。
ちなみに祭神は大吉備津彦命、やまとととびももそひめのみこと其の他の祭神が
祀られています。延命長寿、商売繁盛、交通安全、入試合格等に御利益があると
崇拝されています。