打ち合わせ終わって事務所でダラダラしてたら、高校時代のラグビー部仲間が「東京に来たので飯でも・・」と電話してきてくれたので、今から遅い晩飯に行く帰途にする。。
カミサンには朝、「少し遅くなるけど、今日は晩飯、ウチで食べるから」と言って出てきたけど(←だったらダラダラしてないで打ち合わせ終わったらさっさと帰宅せよ。俺。)、久しぶりに会うともだち優先だわな、やっぱし。
ともだちはいいよね。
息子には、勉強できなくても、お金持ちじゃなくても、「勝ち組」になんかならなくてもいいから、「信じられるともだちがたくさんいる男」になって欲しいです。
なんだから、「せめて、この記事は毎日更新しよう!」と心に決めた。今んとこ。
で、9月7日(火)の日記。
・・・何かあったっけな、今日? いきなり書くことないぞ。
今更ながらに盛り上がりを欠く日々を安穏と送っている自分に気づいて愕然とする。
あ、今日からブログ始めました。だから記念日。ブログ開設の。
とか偉そうに書いてるけど、基本設定はぜ~んぶby秘書嬢である。
(2時間中断)
今、お客さんがお帰りになりました。
とりあえず、悩みの荷が軽くなったみたいでよかったです。
「盛り上がり なき日々を送る我を見て 愕然とするも 今日はブログ記念日」
(参考:俵万智先生の「サラダ記念日」←古い)
事務所にふんぞり返って座ってれば、客が事件と金を持ってくる、なんてのは遠い昔の話である。
私が独立したのは3ヶ月前。
大富豪の息子というわけでもなく、女房が大金持ちというわけでもなく、有り余るほどの預貯金があるわけでもなく、宝くじに当たったわけでもなく、限られた資金で、ある意味、勢いで独立したようなものなので、開業後のやりくりはそりゃあもうタイヘン。
とにかく事務所の経営基盤を安定させるため新しいクライアントの開拓にいそしむ日々である。とはいえ、依頼されている仕事が最優先なので、結局、その合間合間にわずかな時間を見つけては友人・知人にメールを送ったり、電話かけたり、何かの集まりがあれば時間をやりくりして出かけて行ったり・・・。
「蒔かない種から芽が出ることはない」のだ。
そんなとき、送ったメールに「がんばれ!」「大丈夫!心配すんな」と返事が来たりすると、正直、涙が出るほど嬉しいです(さっき、ちょっと泣いた。)。
応援メールをくださったすべての方々。
ここにお名前は出せませぬが、みなさんの応援がともすれば弱気に打ち負かされそうな私のやる気にエネルギーをチャージしてくれておりまする。
明橋大二先生の「子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方」を読んだ。
いい本である。
思い当たること(もちろん、悪い点で)がたくさんあって胸にグサグサくる。読者の胸をここまで抉る本というのは実は悪書なのではないか? と責任転嫁などしてみる。
こんなに愛してるのに、なんでいつもキレて、喧嘩になって、子供の心を傷つけちゃうのか・・・
自己嫌悪という言葉の意味をようやく知ったぞ。
人間にとって何より辛いのは、自分の気持ちを相手に正しく伝えられないことだ。
「言葉が無力」とは思わないが、「言葉の限界」というのはある。
弁護士という、ある意味、「言葉が勝負」の仕事をしているわりには、日々、その限界にぶち当たっておる。この仕事、もしかして向いてないんじゃないか?
昔、「心を取り出して、ホイって渡すことができたらどんなに楽だろう」と書いた脚本家がいたが、同感だ。
心をホイっと取り出して息子に渡したい気分だ。毎日。