明橋大二先生の「子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方」を読んだ。
いい本である。
思い当たること(もちろん、悪い点で)がたくさんあって胸にグサグサくる。読者の胸をここまで抉る本というのは実は悪書なのではないか? と責任転嫁などしてみる。
こんなに愛してるのに、なんでいつもキレて、喧嘩になって、子供の心を傷つけちゃうのか・・・
自己嫌悪という言葉の意味をようやく知ったぞ。
人間にとって何より辛いのは、自分の気持ちを相手に正しく伝えられないことだ。
「言葉が無力」とは思わないが、「言葉の限界」というのはある。
弁護士という、ある意味、「言葉が勝負」の仕事をしているわりには、日々、その限界にぶち当たっておる。この仕事、もしかして向いてないんじゃないか?
昔、「心を取り出して、ホイって渡すことができたらどんなに楽だろう」と書いた脚本家がいたが、同感だ。
心をホイっと取り出して息子に渡したい気分だ。毎日。
辛い想いをさせてしまった責任と後悔…
これは消えることはないけど、子供達に対して何よりも愛してるこの気持ちだけは解っててほしいなぁ…
私もポンと気持ちが出せて渡せたらいいのに(笑)
ところで、その本は私も読んだ方がよさそうですか?
ただ、子育てに行き詰まった時は明橋先生の本はお薦めです!!