つれづれなるままに弁護士(ネクスト法律事務所)

それは、普段なかなか聞けない、弁護士の本音の独り言

世田谷区

2019-06-23 21:27:00 | 晴れた日は仕事を休んで
14回目。
 
行ってきたのは、私の古くからの友人(私がコピーライターとかやってた頃に一緒に組んで仕事してくれてたデザイナー)のオーニシさんがやっているコーヒー豆屋さん「焙煎急行」@経堂
店内に入るとオーニシさんが厳選して仕入れた60種類以上のコーヒーの生豆と
キョロちゃんと
アヒルの詰め合わせがお出迎えしてくれます。
 
オーニシさんは整理整頓が苦手である(たぶん)。
自宅に遊びに行っても、デザイナーをしていたときの会社に打ち合わせに行っても、とにかく部屋の中はいつも物で溢れかえっていた。
なので店内もこんな感じ
なんだけど、何故か、オーニシさんのいる場所は居心地がいい。
オーニシさんの人柄だろう。
これ、オーニシさん
まだ独身だ。こんないい男なのに。
 
最近の女は男を見る目がないな。
 
オーニシさんもおっきいバイクに乗るので、今度、(焙煎急行の定休日の火曜日に)三浦半島あたりにツーリングでも行くか、という話になった。
一緒に行ってオーニシさん(か、私)の人柄に触れてみたい人(最大2名まで。なお、オーニシさんに興味がある場合は整理整頓が上手な女性に限る。)は、ネクスト法律事務所までメールかお電話でご連絡を(笑)
 
話を戻しましょう。
焙煎急行では、オーニシさんがお客さんの味の好みを聞いて(酸味が強いのがいいとか、フルーティなのがいいとか)、その場で候補の豆を淹れてテイスティングさせてくれる。
で、「もう少しだけ酸味を強く」とかの希望を聞いて、最終的にお買い上げ用の豆をオーニシさんが焙煎してくれる。
お持ち帰りは豆のままでも、挽いて粉にしてもOK
 
いや、これが、もう、めちゃウマ。
 
我が事務所(ネクスト法律事務所)のコーヒーは、基本、オーニシさんのとこで買ってくる豆である。
来週からはマンデリンの予定。
まぁ、美味しいコーヒー飲みたくなったら、特に悩み事とかなくても遊びに来てください。
 
ちなみに今回は、私のこれまた古い友人(日本ジャーナリスト専門学校時代の私の同期)で、コーヒーと博打をこよなく愛するサカイリ君も連れてったのだが、帰り道、サカイリ君から、
「なんで、こういういい店を早く教えないんだ!」
と叱られた。
 
え、なんで俺、叱られてるんだ?
 
あと、焙煎急行では地方発送もしてくれる。
コーヒー好きのバイク乗りのそこの君。
早速、電話で注文だ。
「弁護士の平岩さんのブログ見ました!
オーニシさんのお友だちなんですよね。」
と私の名前を出してみてくれい。
 
んでもって、
 
私の名前を出しても屁のツッパリにもならないことを思い知るがよい。
 
わっはっはっはっ・・・はぁ〜⤵︎
 
焙煎急行の電話番号は、03-3429-8195
オーニシさんがのんびり屋さんなので、お店の営業時間は「お昼頃からだいたい21時頃まで」(火曜定休)
 
さて、焙煎急行からの帰り道。
むかしむかしの大昔。今から30年以上も前。
当時の彼女と同棲していた用賀のマンションにも寄ってきた。用賀も世田谷区だからね。
ここ
彼女は私が演劇の仕事をするきっかけを作ってくれたヒトで、その後、彼女の所属する劇団は、あれよあれよという間に観客動員数万人を誇る小劇場の雄へと成長していった。
彼女は女優としてだけでなく、作家としての才能も開花させ、所属劇団の作品以外にも多くの脚本を外部に提供している。
 
先日、その劇団の運営会社が破産申し立てに進むとの報道が流れ、小劇場界はちょっとした騒ぎになった。
劇団もしばらく活動を休止するという。
 
でも、きっと大丈夫だろう。
その程度のことで彼女や、彼女の劇団の人たちがへこたれるわけがない。
彼女と同じ女優のメアリー・ピックフォードは言った。
 
何度だってやり直せるよ。
失敗っていうのは転ぶことじゃなくて、転んだまま立ち上がらないこと。
 
なおちゃん、頑張れよ。
 
次回は、
 

墨田区

2019-06-17 23:58:00 | 晴れた日は仕事を休んで
晴れた!
 
バイク乗りにはいろんなタイプがいるけれど、たぶん、僕らに共通のDNAの一つに、「大陸性の高気圧が張り出して来てカラッと乾燥したこんな青空を見ると矢も盾もたまらずバイクに乗って何処かに行きたくなってしまう」というのがあるような気がする。
とびきりの青空が愛車のタンクに映(は)えてたりすると、もはや、嬉しさを通り越して切なくなってくる。
バイク乗りというのはきっとそういう類の生き物だ。
 
 
で、晴れたんで行ってきたよ。矢も盾もたまらず。
13回はここ
 
で、行きたかったのはここ
何処だ?これ?
と言われそうですが。
ああ、ここ?
ここは、墨田区緑一丁目の交差点。
 
仲良しの不動産屋のTさんに勧められてめちゃくちゃハマった小説「本所おけら長屋」の万松や鉄齋たちが住む(架空の)おけら長屋があった(はずの)場所です。
(本所おけら長屋/畠山健二著より)
 
あくまでもフィクションなので二ツ目之橋が一ツ目通りにかかってたり、回向院の数ブロック東に一ツ目通りが走ってたりと、若干、現実の位置関係と一致しない部分もありますが、両国橋〜回向院と二ツ目之橋から割り出すと、おそらく、おけら長屋があったのは現在の緑一丁目の交差点の角のはず。
 
なんで私がこんなにおけら長屋に惹(ひ)かれてるかは、まぁ、本を読んでください。
いや、この本、めちゃめちゃおススメです。
 
ちなみに、万松の二人と鉄齋がよく飲みに行く居酒屋「三祐」(※意味がわからない人は本を読んでください)があったと思われる場所にはなんとMUSIC SALON
 
ついでに回向院にも寄ってきましたが、ここ(両国の回向院)、スッゲーおススメっす。
入口入った途端にこんな感じ
うひゃー!
場所が両国国技館のすぐそばだけに、歴代相撲年寄の慰霊塚、力塚も
こーんな美しい阿弥陀様や菩薩様がいるかと思うと
こーんなプリチーな猫や
ぐでぐでの猫
 
鼠小僧次郎吉(実在した、ということを今回、初めて知りました!)のお墓まで発見
削った石の粉を財布に入れておくと金運がアップするというので、
腕が折れるまで削りまくりました
(ウソです)
鼠小僧次郎吉のお墓のすぐ横に、猫の恩返しのモデルになった猫のお墓
いや、ネズミの横にネコはさすがにどうよ?
 
浄瑠璃の竹本義太夫さんのお墓
・・・のすぐ横に犬猫供養塔
 
・・・の横に鳥さんの供養塔
これなんか、もう、どう見てもエジプト?
 
あらゆる宗派、あらゆる生き物の霊を弔う、という考えで将軍綱吉の命(めい)で作られたお寺だけあって、
 
もはや、なんでもありありのあり。
 
いや、こういうお寺って、なんか凄くいいよね。
 
次回は
 
これまでに回った区はこんだけ(島は除く)!
(先日、としまえんのフリマで買いました。1500円)
 
先は長いっす。

杉並区

2019-06-08 17:53:00 | 晴れた日は仕事を休んで
12回目は杉並区。
これで東京23区の過半数を回ったことに。
 
昨日、関東地方は梅雨入りしましたが、雨の合間を縫ってちゃっちゃっと行ってきました、井草八幡宮。
 
千代田区の田安門交差点から東京の西に延びる早稲田通りの終点にデン!と位置してます。
ここは北鳥居。
 
司法試験の受験時代、上井草に住んでいた私はほぼ毎日、気分転換と運動不足解消のため12時間ほど散歩をしてましたが、その散歩コースの途中にこの井草八幡宮がありました。
神社の体裁を取ったのは平安時代頃らしいので、都内でもかなり由緒のある神社です。
当初は春日神を祀っていたようですが、その後、源頼朝が奥州征伐の際に戦勝祈願して八幡神を合祀して以来、八幡神社に。
いつもこの北鳥居をくぐって、
北参道を抜け
くねくねっとした参道を右に曲がると
見事な楼門が。
楼門をくぐると、閑静な木々に囲まれた本殿。
とても23区内とは思えません。
手水の作法とかも丁寧に説明されてます
頼朝が手植えしたという松は既に枯れてしまっていますが、切り株は衝立(ついたて)として飾られています
頼朝が手植えした初代の松は高さ40mもあったとのこと。
今は2代目の松がスクスクと育ってまつ(ダジャレ)
本殿は回廊も含めて見事の一言
江戸時代に近隣の若者が力比べをした際に奉納したという力石
東参道では流鏑馬(やぶさめ)も催されるとか。
流鏑馬の的を立てる目印がありました
東鳥居前では境内をいつも掃き清めてくれている社務所の方が休憩してました。
 
受験時代の散歩ではいつも本殿で合格祈願した後、この東鳥居から出て、近所にある中央大学付属杉並高校(通称、中大杉並)横を通って、生徒たちの元気な声にパワーをもらって、帰宅後、また勉強してました。
私がてくてく歩いていた中大杉並の裏手の道
ちなみに正面玄関はこちら
戦国時代の雄、今川氏ゆかりお寺、観泉寺のすぐ横です。
中大杉並の正面玄関上をよく見ると、正義の女神テーミス像が。
弁護士事務所なんかによく飾られてるヤツです。
ウチの事務所にあるのは事務所を開設したときに親父が贈ってくれたもの。今となっては親父の形見になってしまいました。
 
ちなみに中大杉並は、先日行われた高校生模擬裁判選手権の東京予選で見事、優勝し、日本弁護士連合会主催の本選に駒を進めてます。
東京予選の模擬裁判では私は弁護人役をやってました。
 
中大杉並の生徒諸君、よくやった!おめでとう!
 
私が受験時代に毎日、合格祈願していた井草八幡宮のそば、私の散歩コースにあった中大杉並には司法関係者の守護神テーミスが飾られていて、弁護士になった私が弁護人役をつとめた高校生模擬裁判選手権の東京予選でその中大杉並が優勝するとか。
 
井草八幡のご利益の凄さは計り知れませんなぁ。
 
当時、私が住んでいた西武新宿線沿いのマンションはここ
 
その向かいのマンション
もしかして、トランプ大統領の隠れ別荘@杉並?
 
次回は墨田区〜

新宿区

2019-06-03 10:36:00 | 晴れた日は仕事を休んで
11回目は新宿区。
 
新宿といえば前から気になっている所があって。
ここ
新宿駅新南口のバスタ新宿の向かいの歩道からJR新宿駅東口方向を見たもの。
私は毎朝、新宿駅からこの場所を通って四谷三丁目の事務所まで歩いて通勤しているのだが、何故か、外国人観光客の方々がこの景色をバックに写真を撮っていることが多い。
写真を撮っている外国人の方の国籍は東南アジア系、欧米系とさまざま。
ま、それはさておき、なぜ、この風景が外国人観光客の方々の心をつかむのか、まったく理解できません。
「パチスロ グリンピース」がいいのかしらん?
いや、新宿区にはもっといいとこ、たくさんありますぜ、セニョール。
 
というわけで、東京の見所を探しているうちにこのブログに辿り着いた外国人の方々に私がオススメする新宿区の見どころは、我がネクスト法律事務所のすぐ裏にある「お岩稲荷」
 
ここ
 有名な「東海道四谷怪談」(鶴屋南北作)の主人公、お岩さんを祀った稲荷神社である。
神主さんは田宮伊右衛門・お岩夫婦の子孫(であろう)、田宮氏。この社のすぐ裏に住んでおられる。
 
お岩さんは実在した人物だが、「夫の田宮伊右衛門に毒を盛られて死ぬ」云々というのは鶴屋南北の完全な創作。
鶴屋南北も、「この話はフィクションでっせ」とのメッセージをちゃんと「東海道四谷怪談」というタイトルに込めている。
東海道の宿場町に四谷はないからね。
 
こじんまりとした神社だが、商売繁昌、夫婦円満、芸事上達とご利益は幅広い。
どうして商売繁昌や夫婦円満までご利益になっているのかは神社の縁起を読むとなんとなくわかる
お賽銭100円入れて、商売繁昌、夫婦円満、芸事上達を祈る。
 
「どうか、歌って踊れる弁護士になれますように」
 
そういえば、お岩さんと隻眼(せきがん)の戦災孤児の心の交流を描いた手塚治虫先生の秀作「四谷快談」の舞台もこの辺りです。
(タイガーブックス(7)所収「四谷快談」より)
 
ちなみにすぐ近くには須賀神社もあります。
お岩稲荷のあとに寄ってみたらお祭りの真っ最中でした。
須賀神社といえば、あのアニメの名作「君の名は。」のエンディングで瀧と三葉が再会する場所として映画ファンの聖地にもなっています。
ここです
事務所の近くの新宿通りでは龍の獅子舞(?)も舞ってました
 
 
帰り道、新宿区のもう一つの名所、日本一の歓楽街。
歌舞伎町を通ってきました。
おお、よく見るとゴッドジーラが!
さらに西口の東京都庁前を抜けて。
中野坂上の出光石油のスタンドで給油して、無事、帰宅。
 
と思ったら財布がな〜い!
 
ちなみに財布の中には
現金14800
運転免許証
クレジットカード
すかいらーくの株主優待券16000円分
牛角の500円割引券2
牛角の平日1000円割引券
じゅうじゅうカルビ1000円割引券
マツモトキヨシ10%割引券
TSUTAYA準新作無料券
ブックオフ・メンバーズカード
古本市場メンバーズカード
いきなりステーキマイレージカード
JAFメンバーズカード
NAP'Sメンバーズカード
VICTORIAメンバーズカード
コスモザカード・オーパス
COCO'Sメンバーズカード
が入っておりました。
 
半泣きこいて走ってきた道を戻り(もちろん財布が落ちてないか確認しながら)、とうとう、中野坂上のガソリンスタンドまで。
藁(わら)にもすがる思いでスタッフさんに、
「さっき、ここでガソリン入れさせてもらった者なんですが、黒い財布落ちてなかったですか?」
 
店員さんがニッコリ笑ってカウンターの下から取り出して私に渡してくれたのは、まごうことなき私の財布!
中には、現金14800円、運転免許証・・・(しつこい!)
 
お岩稲荷の霊験はかくもあらたかなのでござる。

渋谷区

2019-06-01 12:33:00 | 晴れた日は仕事を休んで
10回。渋谷区。
 
若者の街っぽく語られる渋谷区ですが、実は2.26事件の首謀者たちが処刑された場所にある慰霊像とか、江戸の三大相撲のひとつ金王相撲跡とか、日本で初めて航空機の試験飛行が行われた日本航空発始の碑とか、明治神宮とか、大人の私(おっさんともいう)が歩き回っても魅力的な名所旧跡が多い。
 
ただ、今回、行ったのは恵比寿駅と目黒駅の間にある恵比寿南橋。通称、アメリカ橋。
 
ここ
歩道部分には、ちゃんと「アメリカ橋」と
恵比寿側
目黒側
橋のすぐ横はエビス・ガーデン・プレイス
 
アメリカ橋の横、エビス・ガーデン・プレイスは、今から35年前はサッポロビールの恵比寿工場だった。
 
そのすぐ近く。恵比寿駅から歩いて15分くらいの入り組んだ古い住宅地の木造おんぼろアパートに一人の貧乏な学生が住んでいた。
金がないので、昼は通っていた専門学校の授業の合間を縫って品川でオフィス向けの弁当の配達、夜は銀座の居酒屋で日付が変わるまで働いていた。
 
おんぼろアパートは玄関共同、トイレも共同。風呂はもちろんなく、10分くらい歩いた所に銭湯があった。
陽当たりは悪く、部屋に太陽の光が届くのは朝のわずかな時間だけ。
クーラーなどもちろんなく、夏は扇風機が送ってくるねっとりした温風に汗だくになりながら寝た。
おんぼろアパートの家賃はたしか1ヶ月29000円。
白内障が進んでほとんど目の見えない大家のおばあさんが電気メーターの針を読んで、店子たちに電気代を毎月請求していた。
 
あまりに毎月の電気代が高いので、不審に思った貧乏学生は東京電力に電話して、先月の電気代を聞いてみた。
彼が大家のおばあさんに払った額の1/3以下だった。
 
来月の家賃を払うためにアパートの隣にある大家の家を訪ねた際に、おずおずとそのことを切り出し、少しでもいいので払い過ぎた電気代を返してくれないかと頼んだ。彼にとっては1000円札一枚でも大切な生活費だった。
彼の話を横で聞いていた大家の娘(といっても50代くらいのおばさんだったが)が、「因縁つけるなら、こんな金返してやる!」と激昂し、彼の顔に、ぐちゃぐちゃに丸めた1000円札を2枚、投げつけてきた。
額(ひたい)に当たって大家の家の玄関の土間に落ちた2枚の1000円札を彼は黙って拾い、履き古したジーンズの尻ポケットに入れて大家の家を出た。
 
その夜、返してもらった2000円で300円のノリ弁を買った。
まだ1700円ある。一週間は生き延びられる。
買ってきたノリ弁を部屋で食べながら、貧乏学生は一人で泣いた。
 
あの時の盲目のおばあさんはとっくに他界しただろう。
おんぼろアパートは駐車場になっていた
 
彼が通っていた銭湯も今はもうない。
 
貧乏は嫌だった。
大嫌いだった母親の口癖、
 
「金が無いのは首が無いのとおんなじだ」
 
は真理だと思った。
 
親から毎月何十万も仕送りをもらい、毎週週末に六本木でパーティを開いて遊ぶ同郷の友人が羨ましかった。
 
この先、無名の専門学校しか出ていない田舎者が、東京で生きていけるのか。
将来は暗闇の中で、現在は四面楚歌で、出口が見えないおんぼろアパートで、付き合っていた彼女と日曜日ごとにセックスした。
 
 
ある夏の日、故郷から出張で東京に来た親父が彼の部屋に泊まりにきた。
翌朝、「母さんには言うな」と言って5万円を彼に渡して帰って行った。
嬉しかった。
 
おんぼろアパートも銭湯もなくなり、大家のおばあさんも、親父も母親も今はおらず、貧乏だった学生は今、四谷三丁目で弁護士をしている。
 
 
今から35年前。
アメリカ橋のすぐ近くの木造おんぼろアパートに一人の貧乏学生が住んでいた。
 
泣きながら食べたノリ弁の味を思い出させてくれるのは、今はもう、アメリカ橋だけである。